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8月9日(日)に新潟競馬場で行われる第12回レパードステークス(GIII)に登録しているブランクチェック(牝3、美浦・栗田徹厩舎)について、追い切り後の栗田徹調教師のコメントは以下の通り。

(前走の3歳以上2勝クラス1着を振り返って)
「東京の、1600mの牝馬限定戦と1400mの特別戦があったもので、ベストは1400mかなと思っていたのですが、距離を1ハロン延ばしてみようということで、牝馬限定ということもありましたし、使ったという経緯です。鮮やかに、余力のある勝ち方で良かったと思っています。
少し硬いというか、力むところがあって、その辺が距離を延ばして心配はしていましたが、競馬に使ってみたらそういうところもありませんでした。非常に良い内容だったと思います」

(ここまで4戦3勝の成績について)
「パイロ産駒で難しいところがあると思って、こちらも扱ってきましたが、その辺も競馬に行って気の難しさを出すことなく、1戦1戦力を付けている段階です。負けた時は他の馬に揉まれてペースが遅い中、最後に脚を伸ばしてきたものの届かなかったという内容でした。そういうところは弱点なのかなと思います」

(前走後の調整について)
「前走後、すぐにミッドウェイファームへ放牧に出させてもらいました。1ヶ月前に帰厩しました。
牧場ではすぐに疲れが取れて良い状態でした。そこで、どこに使うかという相談をしたところレパードステークスという目標を早めに立てました。帰ってきてから精神的にもどっしりして体も一回り大きくなった感じがします」

(調教過程を振り返って)
「帰厩してコンスタントに週2回時計を出させてもらいました。先週は動く馬との追い切りだったので、最後は遅れはしましたが、全体的には良い時計で走ってくれました。ある程度仕上がっているなという印象を持ちました。
今週は戸崎騎手に感触を掴んでもらいたくてお願いしました。併せ馬等はあまり力ませずに前の馬を見ながら進めていってほしいということで、最後に関しましては戸崎騎手に任せて動きを確認してもらいました。非常に良い内容だったと思います。
1800mの新潟ということで、力んだりして走ってしまうと最後に甘くなるので、その辺を確認してほしいのと、馬の成長を感じてもらえればと思って乗ってもらいました。かなり良い状態だったということで、戸崎騎手からも良いコメントをもらいました」

(今回のレースに向けて)
「(初の1800m)その辺が鍵になると思います。やはり小回りの1800mということで、コーナー4回を自分のリズムで行けるかどうかだと思います。少し大跳びなところがあるので、あまり馬群で揉まれたりすると少し苦しいかなと思います。牡馬相手だったりコーナー4回だったり距離が延びたりいろいろハードルはあるのですが、それをクリアできる素質のある馬だと思っています。
(新潟は)ペースが落ち着くところがあると思うので、その辺に上手く対応してもらいたいです。あとは枠が出てからになりますが、あまり極端な内枠だと不安はあると思います。
強い馬も何頭かいますし、まだ牝馬で重賞も使っていません。一つずつ力を付けている段階で重賞に挑戦できるということで、馬の力をしっかり出せるように厩舎としても競馬までしっかり見ていきたいと思います。
パイロ産駒の女の子で少し気難しいところもあるのですが、1戦1戦力を付けてここまで成長してきました。初めての重賞でいろいろクリアしなくてはいけない部分はありますが、馬も成長して力を付けていますので、応援して下さい。よろしくお願いします」

(取材:米田元気)

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