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 23日(日)に東京競馬場で行われるフェブラリーS(GI)に出走予定のモズアスコット(牡6、栗東・矢作芳人厩舎)について、追い切り後のクリストフ・ルメール騎手のコメントは以下の通り。

「(GIシーズンは)ちょっと興奮しますね。毎年、GIシーズンは楽しみです。いい馬でいい競馬がしたいから、ちょっとエキサイトします。(今シーズンも)いい馬がいますね。

(前走の根岸Sで)モズアスコットはいい競馬をやってくれました。ダートは初めてでしたが、良く走れていました。最後は楽勝でした。100%じゃない状態でいい競馬をしたので、今週はトップコンディションで改めて、いい結果を出すことが出来ると思います。前走のレース前に追い切りをやった時は、ちょっと重たかったと思います。反応が遅かったですし、息の入り方を見てもまだトップコンディションじゃなかったと思いました。それで重賞を勝てたので、素晴らしかったです。(驚いたか、といえば)半分半分ですね。ダートが初めてでしたが、彼の血統にはダートホースがいるので、行けると思いました。矢作先生は彼の馬を良く分かっているので、(調教師の判断で)ダートを使ったら行けると思っていました。矢作先生はグッドチョイスだったと思います。

(今日は)パワーアップしていたと思います。自分から動いて加速していましたし、楽に追い切りが出来ましたから、トップコンディションになったと思います。(前走の根岸Sを100だとしたら)120です。根岸Sで80%だと思いましたが、今回は100%になったと思います。

(芝の)この距離でも勝ったことがありますし、ダートでも前回は強かったです。ずっと芝で走ってきましたから、芝のスタートも問題ないです。

GIではいつも、スタートは大事です。前回は残念ながらスタートで出遅れたので、彼のウィークポイントだと思います。ゲートでたまにチャカチャカして、スタートでは遅れます。今回はゲートの中で、よく注意していきます。1600mのコースは向こう正面も最後の直線も長いし、馬のリズムは大事です。スタートの後、馬がリラックスしなければなりません。3コーナーでいいポジションにいることが必要です。

(長所は)力です。スピードがあります。2年前は短い距離でも走っていましたし、前回も1400mでした。道中でいいリズムで走れたら、最後はいい力を出してくれると思います。瞬発力はないですが、ストライドがパワフルです。長く脚を使います。

(ライバルになる馬では)インティのコンディションが戻ってきたと思います。前回は良い結果でした。東京コースで強いです。去年はこのレースを勝ちましたし、一番のライバルだと思います。

今週はフェブラリーS、今年最初のGIです。このレースでモズアスコットには、ビッグチャンスがあると思います。皆さん応援してください。よろしくお願いします」

(取材:山本直)

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