お知らせ:

競馬実況web

2月23日(日)に東京競馬場で行われる第37回フェブラリーステークス(GI)に登録しているアルクトス(牡5、美浦・栗田徹厩舎)について、追い切り後の栗田徹調教師のコメントは以下の通り。

(最終追い切りを振り返って)
「いつも当該週はポリトラックコースでやっているのですが、今朝の追い切りもポリトラックコースで田辺騎手に乗ってもらいました。先々週も乗ってもらったのですが、そこからの確認と、気持ちの面を重視して追い切りました。

先々週はウッドチップコースで追い切りをしたのですが、少しモタモタしている感じにも見えましたので、先週もしっかりと追い切りました。日曜日にダートで追い切った感じはすごく良い感じだったので、今日の追い切りも良かったと思います」

(前走の南部杯2着を振り返って)
「初めてのGIでどういう競馬をしてくれるかと思いましたが、コース適性はあると思っていました。枠順が内側だったもので、少し出し気味に行って最後は外から差されてしまうような感じでしたが、力は出してくれたと思っています」

(前走後の調整について)
「南部杯の後は近くの牧場で心身ともにベースアップを図る目的でケアしながら2ヶ月間過ごさせてもらいました。1月16日に美浦に帰厩させました。

3歳、4歳の頃は右の背腰に弱い部分がありまして、競馬を使ったり追い切りをかけたりすると少しダメージがあって、回復させるのに手間取った感じはありました。前々走辺りからしっかりしてきた印象があります。
今回に関しましては、水曜日、日曜日と週2回追い切りを重ねることができました。以前は水曜日が終わった後に来週に向けて週末に回復させるような調教メニューやケアの内容でした。今回は日曜日も時計を出せて順調に来ています」

(この馬の良さは?)
「普段は扱いやすくて勝ち気なところもあるのですが、体が大きい馬で、フットワークも大きいです。先行力もあり、そして切れる脚はないのですが、長く良い脚を使えるタイプだと思っています。以前は弱点だった右トモを気にするところがあったのですが、今回に関しましては今までになく順調に来ています。課題という課題は特に見つかりません」

(今回のレースに向けて)
「この馬に関しましては、ここまで休みを挟みながら力を付けてきました。また、東京の1600mダートの舞台というのは4戦4勝で一番力を発揮できる舞台なので、新たに戦うメンバーも出てきますが、どこまでやれるか楽しみです。

(馬場状態によっての巧拙は)速い時計も持っていますし、あまりないと思っています。
調整過程に関しましてはジョッキーの意見を聞きながら、馬の変化を見ながら隔週ごとに調教メニューを組んできたつもりです。競馬に関しましては田辺騎手が厩舎以上に分かっていると思っています。その辺に関しては全て彼に任せています」

(取材:米田元気)

お知らせ

お知らせ一覧