11月3日(日)に京都競馬場で行われる第9回みやこステークス(GIII)に出走予定のアナザートゥルース(セン5、美浦・高木登厩舎)について、追い切り後の高木登調教師のコメントは以下の通り。
「前走(平安ステークス4着)は内に包まれるような所もありましたが、最後もしっかり伸びていましたから、内容的には良かったと思います。
暑さに弱いので夏場は北海道で休ませて、ここから始動という形になりましたが、涼しくなって馬の状態も上がってきました。5歳の夏から秋を迎えて、そんなに大きく変わったという感じではありませんが、馬体に柔らかみがあって良いかなと思います。
先週ある程度負荷をかけたので、今週はさらっと気分良く走らせました。霧で直線しか見えませんでしたが、自分からハミを取って、気分良く走っていました。一回叩いた方が良い馬ですが、力は出せそうだなという雰囲気です。
(前々走からのブリンカーの効果は)初戦(アンタレスステークス勝ち)から効果てき面でしたね。内にもたれるような面が解消されていましたし、効いていると思います。(兄のサウンドトゥルーも現在9歳で活躍しているが)まだ成長して、活躍を期待している馬です。6勝全てこの距離ですから、このくらいの距離がリズム良く走れるのでしょう。サウンドトゥルーと違って先行力があって前へ行けるタイプですし、この馬の方がレースは上手ですね。休み明けですが、十分負荷をかけて状態も上がってきていますから頑張ります」
(取材:大関隼)