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9月8日(日)に阪神競馬場で行われる第33回セントウルステークス(GII)に登録しているミスターメロディ(牡4、栗東・藤原英昭厩舎)について、藤原英昭調教師のコメントは以下の通り。

(前走の高松宮記念1着を振り返って)
「本当に条件が揃っていましたし、内枠を引いた時点で福永ジョッキーと話して、絶好の展開になるのだろうなというイメージを持っていきました。最後も上手く内が開いてくれたので、本当に良い勝利だったと思います。
ダートを試してみたり、右回りを試してみたり、いろいろしていました。それなりには来るのですが、やはり適性としては左回りの1200m、1400mぐらいが一番良いなという感じはしました。
3歳の前半はマイルなどを使っていましたから、距離をもたせるための調教などをしていました。本当は1200mで発散させたかったのですが、それを我慢させて調教していました。ですから前走は馬に気持ち良く走らせるという意味では、1200mは対応できると思っていました」

(前走後の調整について)
「しっかり走ったので、休養をしっかりさせました。そして今週からスプリントを狙っていたので、良い休養で馬もしっかり成長しました。
全てにおいてですが、やはり体幹がしっかりしたでしょうか。そして精神面も、前までは少し気が入るような感じだったのですが、自分で制御できるような成長は感じます」

(調教過程を振り返って)
「(1週前は)本馬場で気持ち良く、馬にストレスがなく走らせるという意味と息作りもありました。次のスプリンターズステークスが最大目標ですから、その辺を調整しながらというところはあります。動きも良くて、イメージ通りでした」

(今回のレースに向けて)
「福永ジョッキーは右回りも左回りも関係ないと言っていましたが、こちらは関係あると思っています。右回りというのは不安というよりも、最大にパフォーマンスが生きるのが左回りだとは思います。福永ジョッキーも言っているように、対応はしてくれるとは思うので、そこに期待します。体調は良いので、成長もしているので、その辺を見たいです。
やはり、アメリカンでトレーニングセールの馬ですから、ずっと左回りで調教されていて、速いところも左回りということで、癖的なものもあるのかなと思います。そこは矯正しながらやっていますが、得手不得手で言うと、そういうところが出るのかなという感じです。
(斤量58キロは)これは仕方がありません。しかし、エネイブルも59キロで勝っていますから、頑張ってほしいです。
右回りを克服するために、今回はある程度見てみたいというところもあります。能力的には本当にトップクラスだと思っていますから、その辺は慎重に見極めながら調整していきたいと思います。よろしくお願いします」

(取材:米田元気)

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