8月4日(日)に新潟競馬場で行われるレパードステークス(GIII)に出走予定のヴァイトブリック(牡3、美浦・和田正一郎厩舎)について、和田正一郎調教師のコメントは以下の通り。なお、ヴァイトブリックは新潟競馬場で調整を行っている。
―前走のユニコーンステークスは
「当日の雰囲気があまり良くなくて集中力を欠いている感じで、ゲートの中で少し動くような感じで、伸びあがって出てしまいました。出遅れてリズムを崩した走りになりました。能力を発揮できなかったと見ております」
―中間の調整過程は
「前走後はノーザンファーム天栄で調整し、先週の木曜日に新潟競馬場の検疫へ入厩し、調整を続けています」
―新潟競馬場での調整は
「日曜日に時計を出しまして、今日もう1本時計を出した、と報告を受けています」
―新潟での様子は
「普段は落ち着いているんですけれども、馬場に入った時に、初めてのところにしては随分力んでいる感じは見受けられました」
―今日の最終追い切りは
「前に1頭、リードホースを見て、追いかけながらと良いますか、あまり行き過ぎないように我慢させながら、並びかけて伸ばす、という追い切りでした」
―今日の動きについては聞いていますか
「力みは想像していたよりは良かったようです。あまり行き過ぎないよう我慢させて、最後に伸ばした感じは余裕たっぷりだったようです」
―今回のコースは
「左回りも、1周回る競馬も、ダート1800mも経験しているので問題はないと思います」
―週末は暑くなりそうですが
「最近ずっと暑い日が続いていますので、体調管理もやっていかないといけないかな、と思っております」
―暑さに対してのスタミナ面は
「スタミナ切れにならないよう調整できればと思っています」
―この馬の持ち味は
「諸刃の剣、という感じもありますが、前進気勢の強いところ、長く脚を使えるところは良いところではないかな、と思います」
―意気込みを
「前走は良い結果を出せませんでしたので、今回は心身ともに良い状態で臨んで、良い結果を出せればと思っております」
(取材:山本直)