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 3月17日(日)に中山競馬場で行われる第68回スプリングステークス(GII)に登録しているロジャーバローズ(牡3、栗東・角居勝彦厩舎)について、追い切り後の辻野泰之調教助手のコメントは以下の通り。

(前走の福寿草特別1着を振り返って)
「すごく良い内容で勝ってくれました。しかし、レース中に左前の爪をぶつけて坐石をしてしまったので、しっかりと治療を優先して、治してからここへという形で立ち上げてきています。
症状は幸い軽いものでしたし、もう少し前のレースでも使えたぐらいなのですが、せっかく2勝目も挙げてくれましたし、じっくりと馬の状態を優先してここまで休養しました。
状態面に関しては何の不安もなくここまで攻めて来られています」

(馬の成長分は?)
「元々骨格の良い馬で、プラス16キロでもすごく良い体になったなという感じはありました。今回も馬体重はそれほど大きく変わらないかもしれませんが、しっかり中身が詰まって良い体には見えます。
前々走に関しては相手が悪かったと思いますが、少しトモの動きが物足りないところがあったので、それが前回、今回とだんだん良くなっているところもあります。この状態なら重賞でも良い競馬ができるのではないかと思っています」

(調教過程を振り返って)
「先週はジョッキーに乗ってもらって、反応の良さを確かめてもらいました。ジリジリと脚を使うタイプだったのが、トモのはまりが良くなってきた分、しっかり反応できるようになっているので、この状態なら良い競馬ができるという気がしています」

(今回のレースに向けて)
「中山の1800mなので、前半は少し忙しいのかなという印象は受けるのですが、競馬のセンスがすごく良い馬なので対応してくれるのではないでしょうか。
(重馬場は)まだ走ってみないと分からないところはありますが、馬体重もしっかりある馬ですし、ある程度はこなしてくれるのではないかと思っています。
この馬でGIに向かいたいと思っていますので、何とか権利をと思って、しっかりと調整してきています。また応援よろしくお願いします」

(取材:米田元気)

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