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2月17日(日)に東京競馬場で行われる第36回フェブラリーステークス(GI)に登録しているインティ(牡5、野中賢二厩舎)について、追い切り後の野中賢二調教師のコメントは以下の通り。

(前走の東海S1着を振り返って)
「スタート自体はそんなに速くなかったのですが、二の脚が速かったので、自分でペースを作っていって、武豊騎手も絶妙のペースで逃げてくれました。この馬の強みである上がりもしっかりとまとめて、内容としてはほぼ完璧に近い、強い内容だったかなと思います」

(前走後の調整について)
「レース後、今までで一番ダメージがなかったので、すぐに立ち上げることができました。中3週に関しては今までで一番順調かなと思います」

(最終追い切りを振り返って)
「予定通りの時計で、最後の1ハロンだけある程度気持ち良く流そうかという話はしていました。12秒1ぐらいで来ていましたし、動きは良かったかなと思います」

(今回のレースに向けて)
「小倉へは輸送していますし、小倉への輸送時間の方が長いです。輸送などに関しては、普段大人しい馬なので、関東圏に輸送というのもあまり心配していません。
距離自体が1600mになるのは問題ないのかなと思います。跳びが軽い馬なので、芝スタートという点もあまり気にはしていません。それよりは、やはり1600mの激しい流れになった時にどうなのかなという心配はあります。メンバーもかなり強力なので、前回よりもレベルがはるかに上がります。その辺に関してはやってみないと分かりませんし、枠順などいろいろなところが絡んでくるのかなとは思います。
叶うなら偶数の外が良いかなと思います。
本当に枠が出てからになるのかなと思っているのですが、枠によってまた武豊騎手と相談します。枠順によって作戦の数が減ってしまうところもありますし、とりあえず枠順が出てから考えたいと思います。
その辺(自身のGI初制覇)は全然意識していなくて、良い馬に巡り会えばチャンスは来るだろうと思っています。自然体かなと思います。
こちらが思っているより強い勝ち方をしてくれていますし、レースを使うごとに馬がしっかりしてきています。なかなかこういう勝ち方をして上がってくる馬も珍しいですし、前回も重賞で心配しているところをあっさりクリアしてくれました。不安もありますが、期待も大きいと思っています。こういう馬を担当させてもらえることはなかなかないので、レースまでにしっかりと調整していきたいと思います。応援よろしくお願いします」

(取材:米田元気)

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