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7月8日(日)に中京競馬場で行われる第23回プロキオンステークス(GIII)に登録しているキングズガード(牡7、栗東・寺島良厩舎)について、追い切り後の寺島良調教師のコメントは以下の通り。

(交流重賞で連続2着)
「今年に入って予定通りのローテーションで来られました。GIもしっかり走ってくれていると思いますし、交流レースは狭い競馬場で惜しい結果でしたが馬の力はしっかり出し切れているのかなと思います。あとはタイミング一つで勝ち負けはあるのかなという感じです。
(前走は)地方の狭い競馬場ですが、あのような競馬を今回はしようということで藤岡佑介騎手とも話して、じっくり行ってもらって、3コーナーぐらいから押し上げるというこちらが考えた通りの競馬をしてくれました。直線の短い競馬場ですが、馬もその辺に対応できての競馬だったので、結果は2着ですが、勝ち馬は次も重賞を勝っていましたし、それなりの力があった馬です。仕方がないかなと思って、あれぐらいの結果かなと思っています」

(前走後の調整について)
「プロキオンステークスを使うということも、今年のローテーションに決まっていたというか、予定通りという感じです。一度短期放牧に出して、いつも通りの感じで戻してきました。2週前から坂路に入れて、先週、今週とコース追いでしっかり仕上げられたかなと思います」

(調教過程を振り返って)
「先週は後ろから行きましたが、少し気合いが入っている感じがあって、まだ体が追いついていないところがありました。今朝は先行させてリラックスした感じで行って、終いもしっかり追うという感じでした。休み明けの分、最後までしっかり追う感じで予定通りの調整ができたかなと思います。
少し間隔は開きましたが、馬は分かってくれています。この2本でしっかりと仕上がったかなという感じです」

(今回のレースに向けて)
「左回りが少し苦手というところはあるのですが、中京に関してはすごく堅実に走ってくれています。一度1800mのGI・チャンピオンズカップでも8着ですが、結構差のない競馬をしてくれています。相性が良いコースなのかなと思います。
どうしても後ろから行く馬なので、前目に付けられないのは仕方がないとは思いますが、その分前がやり合ってくれれば、捌きやすくなると思います。その辺はプラスマイナスゼロぐらいに考えてもらえれば良いですね。
(前が)牽制しながらになるといやらしいですが、前がやり合ってくれるのが理想ではあります。
58キロでもしっかりと走れていますし、体はダート馬にしては小さいので57キロになるのはプラスだと思います。
7歳馬ですが、ここまで大事に使ってきた分、馬がすごく若くてフレッシュな感じがあります。まだまだ楽しめると思います。
去年の勝ち馬として恥ずかしくないレースをしたいと思いますので、応援の方よろしくお願いします」

(取材:米田元気)

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