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7月8日(日)に中京競馬場で行われる第23回プロキオンステークス(GIII)に登録しているウインムート(牡5、栗東・加用正厩舎)について、追い切り後の加用正調教師のコメントは以下の通り。

(前走の天保山S1着を振り返って)
「その前の勝ったレースは放牧明けでそれほど期待はしていませんでした。今回は叩いて2回目ですが、斤量が58キロというのが少し馬には負担がかかるのではないかなと感じていました。最初から激しい競馬でしたが、最後までしっかりと伸びてくれて勝ったということで、この馬のダートに対する適性を改めて感じました」

(前走後の調整について)
「さすがに使った後は馬が疲れているようなそぶりをしていました。2、3日軽めに調整したら元の状態に戻ってくれました。先週日曜日にも15ー15の調教をやって、今日は和田騎手に乗ってもらいました。間隔が詰まっているので、53秒ぐらいで12秒2の時計でしたが、終い重点にやってほしいという指示通りに動いてくれました。和田騎手も良い感触だったと言ってくれましたので、あとは重賞で相手関係も強くなりますが、この馬の能力を思う存分発揮できれば良い競馬ができるのではないかと期待しています。
良い内容の追い切りでしたし、単走でしたが最後までしっかりと動いていました。状態に関しては良い感じで出走できるのではないかと感じています 」

(今回のレースに向けて)
「中京は去年初めて準オープンのダートで、人気で勝っています。今回は前走より負担重量が2キロ減って出走できます。あとは6番枠か8番枠ぐらいが当たったら良いかなと期待しています。
血統的にもお兄さんのドリームバレンチノもそうでしたが、短距離の方がこの馬には向いているのではないかと感じています。そして、たまたま去年ダートに路線変更する時に準オープンの1400mダートが中京であったので、そこで強い内容で勝たせていただきました。それからずっと1400mを目標に競馬を使っています。
今年の初戦の京都も凄い馬場でしたし、それでも結果が出ているので、別に後ろから行く馬ではないので雨が降れば前の方に行った方が有利ではないかと感じています。雨は全然気にはしていません。
ドリームバレンチノと一緒でこの馬にはダートの適性があったので、こういう結果を出してくれていると感じています。まだ5歳ですし、これから大事に使っていけばもっと大きいレースでも活躍できるのではないかと期待しています。
ハナに行かなくても2回続けて2番手、3番手で勝利に結び付いています。そういう競馬を今後もさせていって、馬が年齢を重ねるごとに馬体も精神的な面もパワーもさらに向上してくれたら良いパフォーマンスができるのではないかとすごく期待しています。
初めての重賞で胸を借りるつもりです。ムートも良い状態を維持しているので、皆さん当日は競馬場にいらして、ウインムートへの声援よろしくお願いします」

(取材:米田元気)

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