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1月28日(日)に京都競馬場で行われる第23回シルクロードステークス(GIII)に登録しているファインニードル(牡5、栗東・高橋義忠厩舎)について、高橋義忠調教師のコメントは以下の通り。

(前走のスプリンターズS12着を振り返って)
「ゲートを後手に出ましたし、外を回らされる形になってしまいましたので、流れ的にはこの馬には向かなかったかなというところです。夏から状態を上げてきていましたので、状態面ではすこぶる良かったと思います。」

(前走後の調整について)
「その後はすぐに放牧に出して、成長を促しました。一段とスプリンターの体つきになってきましたし、良い休養期間だったのではないかと思います」

(調教過程を振り返って)
「予定の川田騎手に跨ってもらいまして、坂路で追い切りをしました。若干、最後の1ハロンで体が重たかったようで、少しもたれる部分があったということです。この一週間でその微調整をやってきました。
先週もジョッキーに跨ってもらいましたので、それを踏まえて、今週は馬場で最終追い切りをしました。先週に乗った時よりは素軽くなっているということでした。指示としても、先週の内容を踏まえて状態を見て欲しいというものでした。単走でしたが、良い最終調整ができたのではないかと思います。
普段からすごく良い動きをする馬ですので、変わりなく良い動きをしていたと思います」

(今回のレースに向けて)
「距離に関しては、若馬の頃からいろいろ適性を探って挑戦してきました。やはり行き着くところは1200mの芝が一番合っていそうということで、舞台としては京都は良いと思います。
ここまでグッと良くなってくれるとは私自身も正直思っていなかったものですから、馬自身の成長にはすごく感心させられるところではあります。一戦一戦この馬なりに、力を付けていますので、今年が勝負の年かなと思います。上を目指していくにあたって、今年初戦となりますので、良い形で次に繋がるような競馬になればと思います。
競馬のセンスはすごくある方かなと思いますので、そういうところを生かしたいです。この馬なりにはどんどんと力を付けていると思います。それが噛み合って、大きな舞台でも結果が残せるようになってくれれば良いと思います。
ハンデに関しては、あまり心配していません。大丈夫だと思います。
今年初戦になりますが、今年は何とかもう少し大きな舞台で、常に上位争いができる馬にしていきたいです。応援のほどよろしくお願いいたします」

(取材:米田元気)

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