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◎9月10日(日)に阪神競馬場で行われる第31回セントウルステークス(GII)に登録しているダンスディレクター(牡7、栗東・笹田和秀厩舎)について、追い切り後の笹田和秀調教師のコメントは以下の通り。

・(前走のシルクロードS1着を振り返って)
「課題だったスタートも良く、手応え良くジョッキーにも良い位置で運んでもらいました。それから4コーナーの捌き方が上手くいったことが良い結果に繋がったと思います」

・(前走後の調整について)
「レース後、左前脚の骨折が判明して、また休養を余儀なくされました。手術は上手くいきました。術後は鹿児島へ放牧に出して海でリハビリをしました。それから夏は涼しい北海道に連れて行って、一応ここを目標に調整してきました。今日の動きを見ると、順調に来ているのではないかと思います」

・(坂路での最終追い切りを振り返って)
「先週は終い重点の調教だったので、今日は全体的な時計を速くするような指示を出しました。一応指示通りに終わったと思います。最後の1ハロンが今日は12秒6でした。本来だったらもう少し時計が詰まる馬なので、この辺が休み明けなのでしょう。この雨で馬場状態も重かったのかもしれません。助手の話では、"動きは良かった"ということでしたので、その辺は安心しています。昨年はいわき温泉へ連れて行って、休ませたため筋肉が緩んでしまいました。今年はそれを教訓にして、違う調整をしたので、休み明けでも力を出せる状態になっていると思います。筋肉の締まり具合などは去年とは違って出せると思います」

・(今回のレースに向けて)
「この馬の課題はスタートなので、ゲートの中で落ち着いてスタートが上手く決まれば、この距離に対応できるのではないかと思います。シルクロードステークスを勝って、去年も今年もGIの高松宮記念に出られませんでした。ファンの方々も応援して下さっているのですが、良い姿を見せられませんでした。この秋は何とか次のGIに向けて皆さんに良い走りをアピールできれば良いと思います」

(取材:米田元気)

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