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11日に阪神競馬場で行われる第22回マーメイドステークス(GIII)に登録しているトーセンビクトリー(牝5、栗東・角居勝彦厩舎)について、追い切り後の武豊騎手のコメントは以下の通り。

◎トーセンビクトリーについて、武豊騎手

(前走の阪神牝馬S6着を振り返って)
「もちろん期待はしていました。道中はすごく良い感じでしたが、ラストは手応えほど伸びてくれなかったかなという感じでした。1600mは今までも実績がなかったので、ベストの距離ではなかったかも知れません。でも分からないです。」

(前々走では重賞初制覇)
「デビューの時からすごく期待していた馬なので、ようやく重賞を勝てたというのはすごく嬉しかったです。キャリアを重ねてレースの幅は広がってきたかなというのはあります。以前はゲートに難しいところがあったり、道中も折り合いを欠くところがありましたが。そういう面では良くなっています」

(追い切りに跨がった感触は?)
「非常に良い動きでした。もともと調教でも速いタイムを出すタイプの馬なのですが、状態は良いと思います。良血馬ですし、素晴らしい馬体をしています。サラブレッドとしての資質を非常に持っている馬ですから、もっと走れそうな感じはするのですが、今年に入ってようやく重賞を勝てました。」

(今回のレースに向けて)
「(距離は)良いのではないかと思っていますが、やってみないと分かりません。条件的には牝馬限定で悪くないと思います。今回はハンデが思っていたより重かったかなとは思います、その辺が課題になってくるでしょう。55キロを覚悟していて、ひょっとしたら54キロにならないかなと思っていましたが、逆でした。しかし、分かりませんので、ハンデキャッパーが正しかったという結果になれば良いです。お母さん(トゥザヴィクトリー)も強い馬でしたし、共通する部分はたくさんあります。本当に良い馬で期待しています。この時期なので雨は覚悟しているのですが、全く駄目ではないと思います。ある程度はこなしてくれると思います。先週も阪神で乗りましたが芝の状態は非常に良かったので、多少の雨ならやれるのではないかと思います。牝馬限定ですから、当然チャンスはあると思います。ここは狙っているレースなので、楽しみにしています。馬の状態は良いと思いますし、この馬にとっても良い条件のレースだと思うので、頑張りたいです。」

(取材:米田元気)

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