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6月19日(水)イギリスのアスコット競馬場で行われたプリンスオブウェールズS(G1 芝1990m)は、2番人気L.デットーリ騎手騎乗のクリスタルオーシャンが2分10秒25の時計でレースを制した。2着に1馬身1/4差で1番人気、R.ムーア騎手騎乗のマジカル、3着に3馬身1/4差で4番人気のヴァルトガイストが続いた。また、日本のディアドラは直線伸びきれず6着に終わった。レース後の関係者のコメントは以下の通り。

<橋田満調教師のコメント>
「朝方まではそれほど雨も降っていなくて、大丈夫かなと思っていましたが、直前の雨がかなりこたえました。馬の状態は落ち着いていて非常に良かったです。ゲートの出も良く、前目のいい位置でレースを運べたと思いましたが、ハイペースの中最後は持久力勝負になって苦しくなりました。メンバーもとても強かったですが、最後まで力を振り絞って走ってくれたと思います。今後については馬の状態を見ながら、オーナーと相談していきたいです」

<武豊騎手のコメント>
「海外遠征が続いている中でも、馬のコンディションはとても良かったと思います。競馬場に到着して馬場を見たときはそれほど水分を含んでいない印象でしたが、直前になって雨がちょっと降りすぎましたね。それでもこなせるかなと思いましたが、少し厳しかったようです。レースは、スタートも良く周りの出方を伺いながら道中はとても良い感じでした。最終コーナーまでは良かったですし、馬も頑張っていましたが、最後は力尽きてしまいました。
6着でしたが、メンバーもとても強かったですし、まったくレースをさせてもらえなかったわけではないので、今後の日本馬の遠征にも期待ができる内容だと思います。ロイヤルアスコットのような華やかな舞台で日本馬が勝つ時がいつか来ると思います」

(JRA発表)

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