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現地6月17日(水)にイギリス・アスコット競馬場で行われたプリンスオブウェールズステークス(G1 芝1マイル2ハロン=約2000m)は、アイルランドのフリーイーグル(牡4 D.ウェルド厩舎)がザグレーギャツビー(牡4 K.ライアン厩舎)を短頭差退けて勝利した。

日本から参戦した去年秋の天皇賞馬スピルバーグ(牡6 美浦・藤沢和雄厩舎)は、中団を追走したものの伸び切れず6着だった。

藤沢和雄調教師のコメント
「スタートはいつもより出ましたし、道中のレースぶりも良かったです。最後の直線では右にささっていて、また、雨が降らずに硬めだった馬場を少し気にしていたようです。初めてヨーロッパの強い馬とレースをして、馬も大変だったと思いますが、得意の2000mではもう少し頑張って欲しかったですね。
今後はコーラルエクリプス(G1)には出走せずに帰国する予定で、また秋以降、東京競馬場で頑張ってもらいたいです。
アスコットは競馬場もコースも素晴らしかったので、また戻ってきたいと思います。日本の競馬ファンの皆様、応援ありがとうございました」

クリストフ・スミヨン騎手のコメント
「道中はペースが若干遅かったのか、前の方の馬が掛かっていたのが見えましたが、スピルバーグは落ち着いていて良い感じでした。アスコットのコース形状を苦にしている様子はなかったですが、最後のコーナーで内にささりそうになり、ムチを入れて矯正しました。
過去この馬に騎乗したことがないので比較するのは難しいですが、ゴーサインを出してから、あまり良い反応を示しませんでした。馬場の硬さを少し気にしていたかもしれません」

(JRA発表)

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