お知らせ:

競馬実況web

13日(祝・月)中山競馬場で行われるフェアリーステークス(GIII)に出走予定のグリサージュ(牝3 美浦・菊川正達)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

●グリサージュについて菊川正達調教師

「新馬戦が中山芝1600mで、センスのいい競馬で勝ってくれたので、前走(朝日杯FS)もそのようなレースを期待していました。ただ、3ヶ月ぶりで馬のレース勘が鈍っていたのか、スタートで遅れ気味になり、挟まれて最後方からのレースになってしまいました。それでも3コーナー過ぎから上がっていって、直線も最後まで脚を使ってくれました。改めて力のある馬だと感じました。馬にもいい経験になったと思います。

その後は年末と年明けに1本ずつ時計を出しました。最終追い切り(水曜日に実施)は併せ馬で、先週は思ったより時計が出てしまったので、今週はもう少し加減しようと思いました。先週今週とシニョリーナとの併せ馬で、先週はグリサージュが抜け出していましたが今週は併入する形で、予定通りの調教ができました。3ヶ月ぶりの前走を使って、馬の素軽さも出て、フットワークも大きくなりましたし、良化しています。

牝馬にしてはテンションも高くなく、しっかりしたメンタルをしています。新馬当時はまだまだ緩かったのですが、それで新馬を勝ったのですし、持っている能力は高いと思っていたんです。ここにきて馬体もしっかりしてきて、さらにいい状態になっています。これからが楽しみな馬です。今回のメンバーなら、十分いい競馬ができると思います。何とかここでいい結果を出して、賞金を加算して、クラシック路線に乗れるように頑張りたいです」

(取材:小塚歩)

お知らせ

お知らせ一覧