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10月2日(日)中山競馬場で行われるスプリンターズステークス(GI)に出走予定のレッドファルクス(牡5 美浦・尾関知人厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

◯レッドファルクスについて尾関知人調教師
「(CBC賞を振り返って)もともと左回りの走りがいい馬で、左回りを中心に使っていて、CBC賞にも使ってみたいと思っていました。中京の芝は時計が掛かるイメージでしたが春の開催から時計が速く、そのあたりにどう対応するかと思っていましたが、心配を吹き飛ばすような勝ち方をしてくれました。

夏場は近場の牧場で放牧し、予定通りに厩舎に戻ってきました。毎週のように追い切りを積み重ねて、順調に来ています。

(Dコースでの最終追い切りについて)調教コースが右回りで、まだ少し窮屈な走りをすることがあります。周回のいちばん大きいDコースなら負担がかからないだろうということで、最終追い切りをDコースで行うことが多いです。今週は雨も止んで馬場もいい状態で、GIなのでしっかりとやって、馬もそれに応えてくれました。先週の追い切りで体は締まったと思いますが、体重的にはもう少し絞れてもいいかもしれません。それ以外の体調面はレースに向けてしっかり上がってきているという手応えがあります。

(右回り・左回りについて)左トモに弱いところがあり、左回りで結果も出ていたのですが、去年の後半からそのあたりがしっかりしてきた感触があり、春に一度阪神で右回りを使いました。ジョッキーも『それほど気になるところはなかった』と話していましたし、4着とはいえ差のないレースができていました。少しずつ段階を踏んできているところでもあり、何とかこなしてくれるのではないかと思います。当然まだまだ挑戦者の立場ですが、1200mではダートを含めてまだ一度も負けたことがありません。自分たちが考えている以上に底知れぬ部分があるのではと期待しつつ、どういう競馬をしてくれるのか楽しみにしていただければと思います」

(取材:小塚歩)

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