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 第50回東京盃(JpnII)が22日、大井競馬場(雨・不良)のダート1200mで行われ、4番人気のドリームバレンチノ(JRA)が直線で一気に抜け出して久々の勝利を飾った。タイムは1分11秒9。
2馬身差の2着には先行した3番人気のコーリンベリー(JRA)が粘り込み、アタマ差の3着には最内から伸びた7番人気のプラチナグロース(川崎)が入った。1番人気のダノンレジェンド(JRA)は5着、2番人気だったノボバカラ(JRA)は9着だった。
勝ったドリームバレンチノは父ロージズインメイ、母コスモヴァレンチ(母の父マイネルラヴ)という血統で、栗東・加用正厩舎所属の9歳牡馬。通算47戦12勝(中央33戦9勝)。2014年11月のJBCスプリント(JpnI・盛岡)以来、約1年10ヶ月ぶりの勝利、重賞5勝目を飾った。

~レース後のコメント~

1着 ドリームバレンチノ(岩田康誠騎手)
「ハイペースになると思っていましたし、じっくり乗ったら去年のようにやれるのではないかと思っていました。今日は前半のレースを見ても、外が伸びる馬場だと思いましたし、勉強になりました。前の馬より自分のリズムを守って、末脚も切れました。馬は夏負けもなかったですし、おじいちゃんですが、精神力があって、これだけのパフォーマンスをしてくれます。僕のことは忘れても、ドリームバレンチノのことは忘れないでください。応援よろしくお願いします」

1着 ドリームバレンチノ(加用正調教師)
「驚きました。その一言です。馬は9歳ですごく良いというのはありませんが、ここを目標に放牧へ出したことで若返ってきたような感じで、いい状態で走れました。雨が降って、岩田騎手にも終いの脚を生かすように言いました。勝ったことで反動がないといいですね。馬は"レジェンド"ですから、これを期にまた頑張ってほしいです。JBCスプリントは川崎で、左回りはよく走る馬ですし、結果が出るといいと思っています。頑張って仕上げたいです」

3着 プラチナグロース(真島大輔騎手)
「レースは上手な馬ですが、ここまでやってくれるとは...。今は本当に調子がいいので、どれだけ維持できるかですね」

4着 キクノストーム(内田博幸騎手)
「差せませんでした...。後ろからなので、勝ち馬をマークしていきましたが最後に離されました」

5着 ダノンレジェンド(M.デムーロ騎手)
「スタートを出るには出ましたが、競る形が厳しかったです。(JBCスプリントの)1400メートルは勝ったことがありますが、展開次第ですね」

(取材:山本直)

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