２８日（日）に新潟競馬場で行われるアイビスサマーダッシュに出走を予定しているビラゴーティアラについて関係者のコメントは以下の通り。

松山将樹調教師
「前走の駿風ステークスは吉田隼人騎手がテン乗りだったのですが、道中うまく番手に控えて、最後もうまくさばいてくれたと思います。この馬は体が小さくピッチ走法で、直線１０００メートルの適性については半信半疑だったのですが、これでこのコースで３勝もしたのですから、この馬にとっては走りやすい馬場なのでしょう。
その後は放牧に出して１ヶ月前に美浦に戻して順調にきました。体調もいいです。今朝はウッドコースでの追い切りで、オーバーワークにならないように単走でした。今朝はウッドが深くなっていて、もたつくところがありましたが、ここまでの過程として良いフィニッシュが出来たと思っています。
今回は速い馬がいるので、惑わされないようにして道中はジックリと後ろでかまえて、最後に交わせたらいいと思っています。うまく立ち回って欲しいですね。体が小さくて見劣りしますが、一生懸命走る馬です。どうぞ応援してあげてください。」

田邊裕信騎手
「ウッドコースでの追い切りに乗りました。短距離向きの走りですね。気性面でカッとなりやすいところは１０００メートルのレースに向いていると思います。１２００だと溜めが必要になってきますが、１０００メートルならマイペースで行けてちょうどいいのでないかと思います。今日初めて乗ったので比較はつきませんが、状態は悪くないと思います。先週の時点では２ヶ月ぶりでまだ重いということでしたが、今日の追い切りと新潟までの輸送でその点は良くなるのではないでしょうか。」

（取材：小林雅巳）