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 第13回レディスプレリュード(JpnII)が19日、大井競馬場(雨・重)のダート1800mで行われ、中団でレースを進めた4番人気のタマノブリュネット(JRA)が、直線で外から抜け出して優勝し、重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは1分54秒7だった。
2着は写真判定の結果、好位から前を追った1番人気のホワイトフーガ(JRA)と、逃げて粘った9番人気のトーコーヴィーナス(兵庫)の同着となった。3番人気だったタイニーダンサー(JRA)は7着、2番人気のサンソヴール(JRA)は11着に終わった。
勝ったタマノブリュネットは、父ディープスカイ、母カフェピノコ(母の父ジェイドロバリー)という血統で、美浦・高柳瑞樹厩舎所属の4歳牝馬。これが4度目の重賞挑戦で、初めての制覇となった。通算成績は16戦5勝(中央12戦3勝、地方4戦2勝)。
なお、2着だったトーコーヴィーナスは世代別牝馬重賞シリーズ「GRANDAME-JAPAN(グランダム・ジャパン)」の古馬シーズン総合優勝を決めた。また、このレースの売得金額は654,509,200円となり、去年の443,576,100円を上回ってこのレースのレコードを更新した。

~レース後のコメント~

 1着 タマノブリュネット(田辺裕信騎手)
「牝馬にしてはどっしりとしていて、気分の上下が少ない馬です。一時期は結果が出ていませんでしたが、復活の兆しがあって楽しみにしていました。スタートが速くないので、位置取りについては気にしていませんでしたが、スムーズに運べました。直線を向いても余裕があって、最後まできっちりと走ってくれました。物怖じしない精神力がある馬です。今日は"競馬に絶対はない"つもりで挑みました。勝ててよかったです。デビューの時からいいモノを持っていると思って、期待していた馬です。今後も応援よろしくお願いします」

 2着同着 ホワイトフーガ(蛯名正義騎手)
「前回よりは上手に走っていたと思いますが、間隔も空いていましたからね。今日は上手に折り合って、最後に伸びることが目標でした。JBCレディスクラシックは距離が短くなりますし、今日の内容は収穫があったと思います」

 2着同着 トーコーヴィーナス(大山真吾騎手)
「この馬にはいい時に乗せてもらえていますが、厳しい日程の中でも良く頑張ってくれています。地元では遊ぶようなところもありますが、輸送をすると大人しくなるタイプです」

(取材:山本直)

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