２８日（日）に新潟競馬場で行われる第３６回新潟２歳ステークス（ＧIII・芝１６００ｍ）に出走するイブキ（牡２、美浦・奥村武厩舎）について、追い切り後の奥村武調教師のコメントは以下の通り。

「当歳の頃に初めて見たのですが、きれいでいい馬だなというイメージでした。牧場で乗り込んでいる段階からいい動きをしていて、（新馬から）好勝負になるんじゃないか、と思っていました。

　新馬戦のあとは放牧に出して、まずは疲れを取ってリフレッシュさせてあげて、１か月くらい前に美浦に戻して調整してきました。先週まで結構目一杯に調教をしていましたし、先週の日曜にも良い時計を出したので、今日は調整程度でした。ジョッキーに感触を確かめてもらう程度ですね。

　トビの大きい馬なので、小回りよりは少しでも広いコースで走らせてあげたいタイプですね。直線の長いところでのびのび走った方がいいと思います。輸送も牧場とトレセンの往復で何度も経験していますし、問題ありません。脚質的に新潟が合うかは分かりませんが、能力でカバーしてくれないかな、と思っています」

（取材：大関隼）