中京１Ｒの２歳未勝利戦（芝１２００ｍ）は６番人気マルモレイナ（田中健騎手）が勝利した。勝ちタイムは１分１２秒７（不良）。１／２馬身差２着に４番人気シゲルベンガルトラ、さらに１／２馬身差で３着に１番人気グランドロワが入った。

マルモレイナは栗東・木原一良厩舎の２歳牝馬で、父エンパイアメーカー、母マルモセーラ（母の父クロフネ）。通算成績は２戦１勝。

～レース後のコメント～
１着　マルモレイナ（田中健騎手）
「まだこれからの馬ですが、１度レースを使って状態は良くなっていました。行くしかないという形の流れでしたが、リラックスして走っていました。今日の馬場でよく頑張って走りましたし、レースを覚えてきて競馬がしやすくなっています。母のマルモセーラは重賞を勝たせてもらった馬ですし、ゆかりの馬で勝ててうれしいです」

２着　シゲルベンガルトラ（幸騎手）
「すんなり２番手に行けて楽なレースが出来ました。この馬場も大丈夫でしたし、良馬場もＯＫでしょう。今日は４コーナーでの位置取りの差が勝ち馬との差になりました。すぐにチャンスは来ると思います」

３着　グランドロワ（ルメール騎手）
「スタートは良かったのですが、ズブい感じで位置は後ろになりました。最後に伸びてきましたが、ストライドの大きな馬で、瞬発力タイプというより長くいい脚を使うタイプです。良馬場の方が力を出せるはずです」

４着　ミスミーチャン（松山騎手）
「周囲を気にする感じで、スタートを躊躇するところがあってテンに少し置かれてしまいます。行き脚がついてからはハミを取って進んでくれるのですが、まだ他馬を気にした走りです。気性は前向きですし、芝も問題はありませんでした」

５着　カズマデプレシャン（福永騎手）
「初めてのコースも控える形のレースもすぐに対応してくれました。４コーナーでの手応えも良かったのですが、直線でもう一つギアが上がらない感じでした。操作性のいい馬ですし、今日の経験が今後に生きてくればいいと思います」