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10日(日)に福島競馬場で行われる第52回七夕賞(GIII)に登録をしているヤマニンボワラクテ(セン5、栗東・松永幹夫厩舎)について、追い切り後の藤懸貴志騎手のコメントは以下の通り。

(一週間追い切りに跨がって)
「短期放牧に出ていました。前々走の福島民報杯の時、少し疲れがあるかなという気がしていました。その時よりフレッシュさがあって、馬体も戻っていて良い感じがしました。
(今日の最終追い切りは)いつも終いの2ハロンはしっかりという感じで上がり重点の調教です。全体的に(時計が)出てしまいましたが、1ヶ月少々開いてのレースなのでしっかりやっておきたかったですし、良い動きだったと思います」

(今回のレースに向けて)
「福島競馬場で2000mを勝っていますし、すごく良い勝ち方をしてくれました。福島競馬場自体も相性が良いと思っています。好条件だと思っています。
2000mの勝ち鞍もいくつかありますし、2000mから2200mぐらいがベストの距離だと思います。
他の馬たちが少し重くなっている中、中日新聞杯の時と同じ負担重量で臨めるというのはチャンスだと思っています。
現状あまり目立てていない成績の中で、重賞競走で目立たせてくれる存在なので、本当にかけがえのない一頭です。
僕がどうこうではなくて、本当に馬に能力があって、操縦性が良くて、素直な馬です。毎回一生懸命走ってくれて出ている結果だと思うので、僕は邪魔をしないように乗ろうと毎回心掛けています。それが良い結果に繋がっているのかなと思います。
年間通して結構出走回数をこなしている馬です。夏場も勝ち鞍を挙げていますし、夏バテなどに関しては心配はいらないと思っています。
この馬の持ち味は前目で渋太く脚を使うところだと思っています。未だにゲートの中で駐立が不安で課題は残りますが、集中して良いスタートを切って前目で運べたらなと思っています。
(ボワラクテは)フランス語で天の川という意味で、この馬が初勝利を挙げた時も、初めて乗せてもらった時から3歳のその時期で、そういう意味だねと厩舎の方と話していました。その時から3着、1着と好走してきた馬なので、不思議と昔からこの意味については結構意識しています。何かあるのではないかと、ドラマになるならこの馬ではないでしょうか。
僕らしく、ボワラクテらしく頑張りたいと思いますので応援よろしくお願いします」

(取材:米田元気)

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