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阪神11Rの第69回鳴尾記念(GIII、3歳以上、芝2000m)は3番人気サトノノブレス(川田将雅騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分57秒6(良)のレコード。クビ差2着に2番人気ステファノス、さらにクビ差で3着に13番人気プランスペスカが入った。

サトノノブレスは栗東・池江泰寿厩舎の6歳牡馬で、父ディープインパクト、母クライウィズジョイ(母の父トニービン)。通算成績は25戦6勝。

~レース後のコメント~
1着 サトノノブレス(川田騎手)
「前半から厳しい流れになり、みんなが苦しい中でよく凌いでくれました。ゲートの出が思っていたよりゆっくりになりましたが、すごくいいところにつけられました。1コーナーの並びがいい形になり、ペースが速い中で自分のリズムを大事に乗りました。58キロでも重賞を勝っていますし、今日は56キロになって、この相手であれば力が上ということだったと思います」

(池江泰寿調教師)
「さすがダービージョッキーです。先週はあの豪腕にやられてしまいましたが、"先週の敵は今日の友"ですかね。馬自身は加齢のせいか、中性脂肪が増えて中年太りのような状態でしたが、スタッフが飼い葉を調整してくれていました。レコードタイムは馬場状態のおまけのようなものだと思いますが、硬い馬場は得意です。この後は宝塚記念のつもりです」

2着 ステファノス(藤原英昭調教師)
「いい競馬が出来ました。コースレコードですから仕方ありません。休み明けでいつもより軽さがないのは仕方がないと思っていました。地力で来てくれると思っていました。中2週で宝塚記念へ向かうつもりです」

3着 プランスペスカ(幸騎手)
「一瞬は勝ったと思いました。強い馬と同じくらいの脚を使っています。内でロスなく運べました。デキが良かっただけにこの調子を保って欲しいです」

4着 パッションダンス(M.デムーロ騎手)
「勝ち馬には離されましたが、よく頑張ってくれました」

5着 マジェスティハーツ(森一馬騎手)
「阪神は合っています。モタれてはいましたが、よく伸びていました。芝の方が合っています」

6着 ヤマカツエース(池添騎手)
「道中はムキにならず、いつもより我慢して走れていました。4コーナーでもいい感じだったのですが、追い出してから少しモタつきました。休み明けの分でしょうか」

7着 トラストワン(庄野靖志調教師)
「上位とは差のないレースは出来ているのですが、GIIIになるともうワンパンチ欲しいところです。8歳でもよく頑張って走っているのですが...」

8着 メイショウナルト(武豊騎手)
「少し力んで走っていました。しかし、復調気配は感じられるレースでした」

14着 アズマシャトル(和田騎手)
「イメージ通りのレースは出来たし、4コーナーの手応えもありましたが、直線での伸びがありませんでした」

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