☆5月22日(日曜日)東京競馬場で行われる第77回優駿牝馬(オークス)(サラ3歳,オープン GI 芝2400m)に出走を予定しているシンハライトについて追い切り後、関係者のコメントは以下の通り。
◎シンハライトについて、石坂正調教師
・桜花賞は惜しいレースでしたがよく頑張りました。次につながるレースをして気性的な成長も感じさせてくれました。小柄な体に秘めたセンスと能力を感じます。
・その後は一週間リラックスさせるため放牧に出してからオークスを目標に調整を続けました。先週は池添騎手で強い負荷をかけて、今日は軽い訳ではありませんがあまり速くなり過ぎないように余裕をもっての調教でした。
・桜花賞が本当にいい状態だったのでそれをキープしながら臨む感じです。この血統(母シンハリーズ)はみんな良く走りますが牝馬の方がより走る印象もあります。
・若い牝馬ということで輸送面に若干の懸念はありますが後は万全でレースに向かえます。折り合いはポイントになりそうです、チャンスはあるので結果を出してもらいたいですね。
◎シンハライトについて、池添謙一騎手
・桜花賞はスムーズでいい形ながら僅かの差で敗れた悔しいレースでした。ただ勝負強い馬ということは感じます。以前はカリカリするようなところもありましたが最近は落ち着きも出て大人になった感じがします。
・一週前の追い切りは坂路でラスト1Fをしっかりという指示の追い切りでした。今日は前に行かせた馬を追いかけてラスト1Fは馬任せという内容でしたが、それでも自分からハミをとっていました。
・今回の舞台東京2400mはお客さんの歓声が聞こえる前でのゲートインで、前走から800m距離も伸びます。折り合いが大きなポイントになるでしょう。
・函館で初めて乗ってから凄い馬と感じでいました、GIで敗れた悔しさはGIでしか晴らせません、そのために結果を出したいですね。
取材:檜川彰人、