セレクトセール、取引総額は史上第1位 [実況アナ!]
2013/07/10(水) 00:05
セレクトセールは9日(火)に2日目の当歳セリが行われ、上場220頭のうち166頭が落札された。
最高落札価格は上場番号338番アゼリの2013(父ディープインパクト、母アゼリ)の2億4000万円。平均落札価格は3376万円。落札額の合計は56億400万円(税抜き)だった。

2日間の落札価格の合計は117億6470万円となり、3日間の日程で行われていた2006年の117億5450万円を上回りセール史上最高となった。また2日を通しての売却率は82.2パーセントとなり、2005年の80.1パーセントを抜いてセール史上最高を更新した。

活況だった2日間を振り返って日本競走馬協会副会長の社台ファーム代表吉田照哉氏は「3日間開催の時のレコードを2日間で更新したことは信じられない気持ちです。売却率も2日で82.2パーセントとこちらも過去最高。すべてが過去最高でした。レコードとなった要因は一言で言うと『アベノミクス効果』だろうね。株価をはじめとした馬主の資産価格の上昇が大きいでしょう。それにディープインパクトの子供のいい馬が出て突出して高値が付きましたしね。目立ってきた新しい馬主さんの参入は馬主資格の要件が緩和されたことが一因でしょう。それと今年一番の出来事はカタールの方が来てくれたこと。サンクルー大賞の時にカタールの方から『今度行くから』と声をかけてもらっていました。5頭買っただけでなく30頭近く競ってくれたみたいで。(ファハド殿下が)自分で競ってましたしね。とにかく今日の状況に満足できないなら一生満足できないと思えるような2日間でした」と語っていた。

(取材:佐藤泉)