5月15日（日）に東京競馬場で行われるヴィクトリアマイル（GI）に出走予定のシュンドルボン（牝5）について騎乗予定の吉田豊騎手、管理する矢野英一調教師の追い切り後のコメントは以下のとおり。

●吉田豊騎手

―前走を振り返っていかがでしたか？
「中山の1800ｍですぐコーナーなので、外枠で厳しいと思ったんですけど、上手く人気馬の後ろで目標に出来たので、リズム良く走れましたし、折り合いに不安のない馬なので、この馬の良さをフルに出せたレースだと思います」

―東京マイルで活かせそうですか？
「この馬には2回しか乗っていませんが、折り合い、位置取りに問題がない馬なので、どんな競馬もできる馬なので、そういう意味ではこの馬の能力は出せると思います」

―勝負を分けるポイントはどのあたりだとお考えですか？
「府中の1600ｍなので、強い馬が勝つと思いますし、展開に左右されないと思います」

―調教師からの指示はどうですか？
「今回の競馬に関しては何も話していないので、枠順が出てから話すつもりですけど、この馬は前につけてと言われれば前につけられますし、溜めてと言われれば溜められますし、乗りやすい馬なので、どんなレースでもできると思います。枠順はどこでもいいですが、できれば内枠がいいですね」

―去年のこのレースは惜しい2着でしたね
「去年もいい馬（ケイアイエレガント）に乗せてもらって、惜しかったんですけど、今年もチャンスのある馬に乗せてもらえているので、全能力を出して、頑張りたいな、と思います」

―最後に意気込みをお願いします
「人馬ともに頑張ります。応援よろしくお願いします」

●矢野英一調教師

―追い切りはいかがでしたか？
「先週は5ハロン追いをしまして、今週は2頭併せ、無理をしないで半マイルから終いを生かす調整をしました。内容は十分納得するものですし、いいと思います。状態に関しては問題ないと思っているので、自分の中で満足しています」

―前走から2ヶ月の過程を教えていただけますか？
「中間に短期放牧を挟んで、リラックス状態を作ってから再度入厩して、コンスタントに時計を出していました。先週に5ハロンをやってから、だいぶ出来上がったな、ということで今週に繋がりました」

―舞台の東京1600ｍは相性のいいコースですね？
「悪いところではないと思っているので、期待しています」

―吉田豊騎手は2戦2勝ですが、期待する部分は？
「この馬の流れでレースが出来ればと思っているので、無理にポジションを取るために、ペースを乱すことはなく、ある程度の末脚が発揮できるようなレースができたらいいな、と思っています」

―ファンの皆さんへ一言
「頑張ってもらいたいです。お願いします」

（取材：山本直）