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10日(日)阪神競馬場で行われる桜花賞(GI)に出走予定のアッラサルーテ(牝3、美浦・手塚貴久厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

◯アッラサルーテについて手塚貴久調教師

「前走は人気薄でしたし、大外枠でどうかと思いましたが石橋脩騎手がうまく乗ってくれて、桜花賞の権利が取れてよかったです。中山の1600mでは不利な枠ですが、無理をして先行したわけではなく途中から先頭に立って粘り込む競馬で、本当にジョッキーがうまく乗ってくれました。前走後は自厩舎に置いておき、桜花賞に向けて調整してきました。レース後のダメージもなかったですから、しっかり調教が積めました。

1週前にウッドチップでしっかりと追えているので、最終追い切りは坂路で単走でした。思っていたよりも時計が速くなりましたが、輸送があるなかであれだけ動けていれば丁度いいのかなと。いい動きでした。前走あたりから馬に落ち着きが出てきたことで、レースぶりに幅がでてきたのかなと思いますし、1週前追い切りも最終追い切りもリラックスして走れているので、状態は上がっていると思っています。

阪神1600mはタフなコースで、フロックでは走れないコースだと思います。この馬も一戦一戦力をつけてきているので、いいパフォーマンスが見せられればいいですね。今までで一番強い相手と戦わなければいけないということで、胸を借りる立場です。ようやく滑りこんだ舞台ですから、思う存分力を発揮してもらって、横綱相手に力いっぱい力試し、頑張ってもらいたいです」

(取材:小塚歩)

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