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10日(日)に阪神競馬場で行われる第76回桜花賞(GI)に登録をしているレッドアヴァンセ(牝3、栗東・音無秀孝厩舎)について、追い切り後の音無秀孝調教師のコメントは以下の通り。

(前走のチューリップ賞8着を振り返って)
「もうスタートから悪かったです。確かにそれまでは結構なパフォーマンスをしているので、後ろから行っても終いから来るだろうと私も期待はしていました。しかし、テン良し、中良し、終い良しの、全く後ろから行く馬に用事がないレースになってしまいました。馬体を大幅に減らしていましたが、私は馬体よりもゲートをしくじったことによって、レースに参加できなかったという気がします。それでも最後は33秒台の脚はしっかりと使っているので、悲観はしていません。それで体も戻してきましたから」

(前走後の調整について)
「追い切り前が438キロでした。今日追い切ったのでまた減っているはずなのです。ただ、それが430キロなのか、433~434キロなのかよめないのです。たぶんここから飼い食いが落ちて、輸送することによってレース当日も減る可能性があります。ですから、昨日438キロありましたが、そこから10キロ減って、428キロ。だいたい+4~6キロとイメージしています。
昨日438キロありました。追い切りをやらなければそれをある程度は維持します。しかし、裏を返せば、それでは競馬では走りません。ですから今日はGIを使うための追い切りをしました。武豊騎手に乗ってもらい、納得できる追い切りをしてもらいました。武騎手にも良いですねというコメントをもらっています。しかし、その先ですね。ですから私も分かりません。体重で競馬をするのではないですが、私はやはり前走のスタートがうまく行かなかったから、今回はそこをうまくクリアしてくれれば前走以上には走るのではないかと見ています。
その前も出が悪かったのです。何で悪かったの?と言われれば、2回続けて大外枠を引いているからです。そのことによって、最後のゲート入れをするのです。そうすると、すぐゲートの扉が開くのです。普段、ゲートの練習は、入れて少し間を置いて切ります。ですから、馬がまだ準備できていないのに切られるという部分で出遅れたのかなと思います」

(レースに向けて)
「(希望の枠は)偶数の真ん中辺りですから、8番や10番、12番などが欲しいです。
未勝利とエルフィンステークスを勝った時でほとんど同じような競馬をしています。超スローペースで前が残る展開を直線だけで差し切っています。あれは能力がないとできません。私はそこを信じて待っています。
それまでは、前が壁になって追えなかったというのが2回続きましたので、仕方なく外を回しています。後ろから行って大外差しということをやっています。
強いのが3、4頭います。私のイメージでは、最後で時計がかかるような展開になってくれると、追い込みも効くのかなと見ています。
(阪神は)合っていないことはないと思います。しかし、3~4コーナーが長いので、そこのカーブでペースが速くならないと、前が残ってしまいます。京都は坂の下りもありますし、早仕掛けもあるので、向いている可能性はあります。
(兄弟の)血統をいえば、ほとんどの馬がマイラーです。桜花賞を使うために生まれてきているので、私はここが一番の本線だと思っていました。馬体が減った前走を踏まえて、調教も加減をせずに備えてきました。馬体は当日のお楽しみで、また応援して下さい」

(取材:檜川彰人.・米田元気)

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