20日(日)阪神競馬場で行われる阪神大賞典(GII)に出走予定のタンタアレグリア(牡4、美浦・国枝栄厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。
◯タンタアレグリアについて国枝栄調教師
「前走のダイヤモンドSは、いい感じに流れていたので直線は伸びるかと思っていたのですが、思った以上に馬場が悪くて脚をとられ、伸び切れませんでした。馬自体はだいぶ、どっしり構えられるようになってきたかなとは思います。前走後も疲れはなく、脚元も問題ないので、このレースに向けて調整を進めてきました。
レースを一度使っているし、体も出来ているので、最終追い切り(ウッドチップで3頭併せ)はスムーズに走れるかどうか、というところをポイントにやりました。馬場も少し重かったのですが、動きは良かったのではないかと思います。
(阪神大賞典への参戦について)距離は長いほうがいいですからね。阪神までの輸送がありますが、このレースのほうがいいのではないかと思いまして決めました。3000mありますからね、うまく流れに乗ってくれれば。後方一気という脚質でもありませんし、却っていいのではないでしょうか。状態は悪くないですから、あとは馬場だけだと思います。ぜひとも天皇賞に行きたいので、頑張りたいです」
(取材:小塚歩)