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 火曜日には多いところで5センチ近い積雪があったという栗東トレーニングセンター。気温0度。日陰にはまだ雪が残る中、水曜日の調教が始まった。

デビュー2戦目でGI朝日杯を制したリオンディーズは8時過ぎの馬場整備が終わった直後にウッドチップコースに登場。パートナーを前に見ながら終始我慢させる形で楽にコースを駆け抜けた。

 調教後の関係者へのインタビューの内容は以下のとおり。

●リオンディーズ(角居勝彦調教師)

◎朝日杯は強い内容でしたね。レースを振り返って下さい。
初戦では少しひっかかり気味に走っていましたから折り合いがつくのか心配していました。

◎レース後はどんな調整をしてきたのでしょうか?
GIの後はノーザンファーム信楽に放牧に出てしっかり疲れを取って2月の初旬に帰ってきました。

◎先週の馬の動きはどうだったでしょう?
テンションが上がらないように単走で長めを走らせました。落ち着いていましたし大丈夫だと思います。

◎ひっかかる面があると聞いていますが、そうした面は出ていませんでしたか?
我々は「ひっかかる」と表現していますが、騎乗しているミルコ・デムーロ騎手は「ストライドが大きいので巻いてしまう感じでリズムが自分勝手になってしまうだけで、別にひっかかっているわけではない」という言い方でした。

◎今日の最終的な追い切り(速いタイムでの調教)はどんな形で行われたのでしょう?
ミルコ・デムーロ騎手に乗ってもらって先行した馬を気になる距離に置いて我慢させる形でした。溜めが利くかどうかを課題にずっとやってましたけど、ジョッキーの指示が出るまでじっと我慢していたみたいでした。動きとしては良かったと思います。

◎2戦のキャリアですが成長を感じるところはありますか?
調教の仕方も工夫はしていますが、落ち着いてきていると思います。

◎今回は初めての中山コースのレースですが?
輸送もありますし、使ってみないとわからないという面はありますね。

◎2000メートルはデビュー戦で経験をしているわけですが?
クラスが違いますからどれだけその経験が役に立つのかわかりませんね。

◎今回はどんなレースを期待されますか?
騎手の言うことをきいてちゃんと走ってくれたらいいと思っています。本番につながるような競馬をしてくれたらと思います。


(取材:佐藤泉)

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