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 28日(日)に中山競馬場で行われる第90回中山記念(GII)に出走するアンビシャス(牡4、栗東・音無秀孝厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

●アンビシャスについて音無秀孝調教師
「天皇賞は見ての通りで折り合っていませんでしたし、レースに参加しているけれどレースをしていなかった、という気がします。古馬との戦いというよりはアンビシャス自身との戦いでしたから、とにかく今回は折り合って欲しいですね。ラジオNIKKEI賞を勝ったときのように、それほどペースが速くはないけれど折り合って、という競馬になってくれればと思います。

 天皇賞のあとはノーザンファーム天栄へ放牧に出して、リフレッシュして帰ってきました。元々休み明けを苦にしない馬なので、今回もしっかり走ってくれるでしょう。1週前もキビキビと走ってくれて良かったですし、体質的に放牧しても太くならないので仕上げやすかったですね。

 今週はオープン馬のクランモンタナと併せて追い切りました。どちらもそんなに調教で時計の出るタイプではないのですが、これだけ動いてくれれば十分でしょう。仕上がりに問題はないですし、期待していいと思います。

 小回りも福島で勝っていますし、そのあたりが生きてくれれば良いですね。福島で勝った時のルメール騎手が今回は乗ってくれますし、今回は強いメンバーの中でどれだけやれるかが楽しみにしています。

 位置取りうんぬんと言うよりは、折り合い次第でしょう。そこに尽きると思います。1800mはコーナー2つが一番良いのでしょうけど、コーナー4つでも福島で結果が出ていますから、あのような形になってほしいなと思います。例年よりもメンバーが強い中山記念ですが、その中でどれだけ太刀打ちできるかと思っています。皆さんの声援を受けて頑張って欲しいですね」

(取材:大関隼)

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