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 28日(日)に阪神競馬場で行われる第60回阪急杯(GIII)に出走するミッキーアイル(牡5、栗東・音無秀孝厩舎)について、追い切り後関係者のコメントは以下の通り。

●ミッキーアイルについて音無秀孝調教師
「香港スプリントは初めての海外遠征でしたし、調子が良いのか悪いのかちょっと分からない感じでのレースでした。ただ、良い頃と比べるとちょっとハリが無かったのかなと...。自分のレースはできましたが、テンに速い馬もいましたし、後ろから差される形でしたから。

 帰国してからの検疫期間ですっかり疲れも取れましたし、ノーザンファームしがらきで調整して貰いましたが順調で、良い状態で来ています。今年は阪急杯から、というのは香港遠征の後に決めていましたし、上手く調整して来られました。

 1週前追い切りには松山騎手に乗って貰いました。休み明けだからしっかりやっておこう、と思いましたが見ていて少し重いかなという感じだったので、来週もう1回しっかりやろうと。今週は調教で走る馬と併せて少し先着、という形でしたし先週より良くなっています。休み明けでも走っていますし、心配はしていません。1400mも現状1600mだと長いし、1200mでは短い感じなので、ちょうど間を取った1400mというのは一番いいと思います。実際去年もこのレースでハナ差の2着でしたから。

 浜中騎手が乗っていた頃にも、指示は出しませんでした。最初の頃は逃げ切りが多かったですが、その後行かないレースをしてみようか、という話になって。ただ、折り合いを欠く事もあったので、引っ張るくらいなら気分良く行かせようという意見で一致したんですね。今回は松山騎手に乗って貰いますが、どうなるかはゲートを出てみないと...というところでしょう。

 とにかくスピードがありますし、頑張って欲しいですね。前哨戦ですがなるべくいい結果を出して、高松宮記念へ行きたいと思っています」

(取材:大関隼)

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