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 27日(土)に阪神競馬場で行われる第25回アーリントンカップ(GIII)に出走するヒルノマゼラン(牡3、栗東・昆貢厩舎)について、追い切り後昆貢調教師のコメントは以下の通り。

「こぶし賞は馬場も悪くて、良い条件とは言えませんでしたが、力で押し切ってくれたので良かったですね。まだ子供っぽい馬で、隠している部分はあると思いますが、素質でここまでクリアしてくれている感じです。

 もう少し汗をかく季節になればスッキリとしてくると思いますが、調教だけでは絞りきれないだろうなと考えていて、間隔を詰めて使うつもりでいました。中1週なので今週は速い時計は出さずに、ラストの反応だけ見ようという指示で追い切ってもらいました。乗り役も、間隔を詰めたことでまたギアが入った、と言っていましたね。

 元々は2000mからスタートしたかった馬ですし、短いところから使い出している馬ですが、距離的にはまだ延ばしていきたいと考えています。それには現状ちょっと体が足りない感じなのですが、初の阪神でも、競馬場は問わないと思います。

 (厩舎にいたヒルノダムールと同じ、マンハッタンカフェ産駒ですが)気性のきつさが良い方へ出ているのは、ヒルノダムールと一緒ですね。でも普段はヒルノダムールに比べると扱いやすい馬です。ここで結果が出るようなら今後のローテーションは僕の中では決めていますし、一生懸命走ってくれる馬ですから、ファンの皆さんの期待を裏切らないように頑張ってほしいです」

(取材:大関隼)

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