7日(日)に福島競馬場で行われるサマー2000シリーズ第1戦・第49回七夕賞(GIII・芝2000m)に出走するトレイルブレイザー(牡6、栗東・池江泰寿厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。
●トレイルブレイザーについて池江泰寿調教師
「ドバイ遠征に関しては体調自体は良かったですし、正直トモの入りがいまひとつ、という面はありましたが、それでもあそこまで負けるとは思っていませんでした。気持ちの面なのかな...とも思います。馬場も力がいる馬場で、軽い芝が合うこの馬には厳しかったのかも知れませんが、気持ちの面が一番大きかったのでしょう。
帰国してからは大山ヒルズで検疫を受けて、厩舎に戻ってきてからも順調に乗り込めています。有馬記念の前に比べると体調は良いんじゃないか、と思います。
今朝はウッドチップコースで3頭で併せて、一番後ろから追いかけて直線で内に入ってラスト1ハロンを強めに、という追い切りでした。ただ、体もちょっと重いのか、気持ちもまだ入りきっていないのか...。もう少しシャープに動いて欲しかった、というのが正直な感想ですね。
先行力がありますから、小回りコースや、この馬にとっては少し短い距離であっても、そこはジョッキーが考慮して乗ってくれれば大丈夫でしょう。福島は雨が降るとだいぶ馬場が重くなってきますから、できれば良馬場でやりたいですね。
体が大きい馬ですし、ハンデも58キロならそれほど泣くことはないでしょう。BCターフで4着になったくらいの馬なのに、その後にそれらしい走りが出来ていないので、何とかこの馬の強さを証明してくれたらと思います」
(取材:大関隼)