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 21日(日)に東京競馬場で行われる第33回フェブラリーステークス(GI)に出走するアスカノロマン(牡5、栗東・川村禎彦厩舎)について、共同会見での関係者のコメントは以下の通り。

●アスカノロマンについて川村禎彦調教師
「東海ステークスは、やっとこの馬の力を発揮できたレースでした。残り100mくらいでもう安心して見ていられましたね。今回は東京で、同じ左回りでも200m距離が短くなりますから、そこがどうかでしょう。

 元々大きな馬で、520キロくらいある器の大きい馬なのですが、その器を一杯にするには時間がかかったという事だと思います。素直で、良いポジションを取りに行けてスッと伸びますから、競馬が上手ですね。

 (レースに関しては)そこはジョッキーの裁量ですから。去年は上り調子のところで腰と背中に疲労が出て、それが関節のところまで来たのでじっくり休ませました。まだ馬は若いですし、これからだと思います。

 追い切りも予定通りで、最高のパフォーマンスを見せられるところに来たと思います。(GIに向けて)距離がどうかということと、あとは良馬場でやらせてあげたいですね。東京コースにも不安はありません。やっとGIの舞台まで来られましたし、まずは無事に走ってほしいですね。最高のパフォーマンスを見せてくれるはずですから、応援よろしくお願いします」


●アスカノロマンについて太宰啓介騎手
「前走は強かったですね。1コーナーで理想のポジションにつけられて、ペースもゆっくりだったので余裕がありましたね。コツコツやってきたことが重賞勝ちにつながったと思いますし、良い形でGIを迎えられると思います。去年の休養前は本調子ではなかったんですが、そのあとの休み明けからは順調で、その分力を出せている感じです。

 前走後も変わりなく来ていますし、それが一番だと思います。あまりビッシリやりすぎると良くない馬ですが、今朝も丁度良い追い切りができたと思います。(初の1600mについて)距離に関しては器用な馬ですし、位置取りもこだわらないですから、対応できると思います。芝からのスタートも問題ないでしょう。

 今回は先行馬も多いですし、後ろにも強い馬がいますが、良いポジションを取って運べればと思います。小さい頃からGIを勝ちたくてジョッキーになりましたし、ずっとコンビを組んでいる馬で挑めるのは嬉しいです。前走で重賞を勝ったことで自信を持って、良い形で臨めますから、楽しみですね」

(取材:大関隼)

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