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 16日(土)に中京競馬場で行われる第53回愛知杯(GIII)に出走するハピネスダンサー(牝5、栗東・高野友和厩舎)について、高野友和調教師のコメントは以下の通り。

「前回のレースは東京で見ていたのですが『逃げたの!』という印象でした。ただ、あとで騎手に話を聞いてラップを見てみたら、凄いスローペースの中でリズムを重視した結果だったのかな、と思いました。競馬の形にとらわれずにレースをした結果、あの形になったという事でしょう。

 馬体重の増減が激しかった馬が、最近は490キロ台で安定していますし、馬格に合った実が入ってきたのかなと思います。前走後は重賞に使おうと考えていて、1600mの重賞もありましたが、馬のリズムを重視すると2000mの方がいいかなと考えて愛知杯を目標にしてきました。この中間も順調に来ています。

 新馬戦の頃から素質の片鱗を見せていましたが、やっと重賞を狙えるところまで上がってきましたし、何とか重賞のタイトルを獲らせてあげたいですね。以前一度中京で走ったときは負けましたが(8着)、当時は掛かる面があって競馬が難しかったんです。今は馬が違いますし、元々パワーがありますから中京もこなしてくれるでしょう。今年はぜひ飛躍の年にしたいと思っていますし、応援をよろしくお願いします」

(取材:大関隼)

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