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1月10日(日)に京都競馬場で行われるシンザン記念(GIII)に出走予定のアストラエンブレムについて小島茂之調教師のコメントは以下のとおり。

「前走は放牧から帰ってきたときに減った馬体重と、追いきりのときに減った分が戻らなくて、コンディションはもうひとつかな、と思っていましたが、力を見せてくれたので、今回はそれを踏まえてやろうと思っています。

(今回は)馬体を回復した中で、これくらい間隔をあければ大丈夫だろうということと、距離で選びました。輸送をしなければいけないリスクはあったので、関係者と話をさせてもらって、中京・新潟と2度輸送して、その時には馬体重が減らずにうまく輸送できたので、間を空けて早く帰厩すれば大丈夫だろうということで、このレースに決めました。

(追い切りは)前走と同じ単走ということを考えていましたが、馬体重が安定していて、先週坂路で併せ馬をしたあとの雰囲気の変化が良かったこと、飼い葉も食べていることから、今週も併せ馬に変更して、時計が速くならないようにしました。動きも良かったですし、落ち着きもあって、いい状態で出せそうです。

今日(木曜日)は運動だけでしたが、明日(金曜日)にまた乗って軽く確認をして、ゲートの駐立の確認もします。土曜日に輸送するという、中京に行った時と同じパターンなので、着いてから飼い葉を食べてくれれば大丈夫だろうと思います。

(京都コースは)坂の上り下りはありますが、コーナーまで距離があって、力通りに決まることの多い競馬場だと思ってますので、そのあたりは心配していません。

関東馬が2・3歳で関西の重賞に使いに行くことは少ないのですが、今のところはいい状態で出せそうなので、金杯も関西の馬に勝たれてしまいましたので、今週はなんとか関東馬1頭だけですが、向こうで通用するところを見せられればと思います」

(取材:山本直)

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