2015年度JRA賞馬事文化賞は「颶風の王」に決定 [News]
2016/01/06(水) 19:02
 JRAは、今日6日(水)にJRA本部(東京都港区)で『2015年度JRA賞馬事文化賞選考委員会』を開き、以下の通り受賞者を決定し、発表した。

★2015年度JRA賞馬事文化賞 受賞作及び受賞者
受賞作:「颶風の王(ぐふうのおう)」
受賞者: 河﨑秋子

●受賞者プロフィール
河﨑秋子(かわさき あきこ)
 1979年北海道出身。羊飼い。北海学園大学経済学部卒業後、ニュージランドで緬羊飼育技術を1年間学ぶ。現在は北海道で自宅の酪農従業員をしつつ、緬羊の飼育・出荷を行っている。2012年に『東陬遺事(とうすういじ)』で北海道新聞文学賞(創作・評論部門)受賞。2014年に『颶風の王』で小説『氷点』の50周年記念事業として1回限りで設けられた三浦綾子文学賞受賞。
●受賞作の概要
 東北・北海道を舞台に、馬とかかわる数奇な運命を持つ家族の、明治から平成まで6世代の歩みを描いた感動の物語。時代に寄り添い生きるエネルギーに満ちた作品。
●受賞理由
 馬と人のかかわりを繊細で巧みな表現で描いており、人智及ばぬ大自然を肌で感じられる、スケールの大きい、生命力にあふれ、読後に大きな感動を生む作品であることが評価された。
●受賞者のコメント
「私が暮らす北海道の産業の基盤、そして暮らしの根には、いつも人と共に馬達の姿がありました。現在私は馬を飼育している訳ではありませんが、その過去に向き合ってみたいと綴った物語にこのような形で光を当てて頂き、本当に光栄です。北の馬と馬飼い達みんなが頂いた賞だと思っております。」
●選考委員会での経過
 2015年度のJRA賞馬事文化賞は、2014年11月から2015年10月末までの1年間に出版・制作等された馬・馬事に関する文化作品について、内容を個々に検討のうえ、昨年12月の第1回選考委員会を経て、今日の第2回選考委員会で、河﨑秋子氏の「颶風の王(ぐふうのおう)」に決定した。

(JRA発表のリリースによる)