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 競走馬としては1994年の朝日杯3歳ステークス(GI)を制し、種牡馬としても最後の世代となったイスラボニータが皐月賞(GI)を制するなど9頭のGI馬を輩出したフジキセキが28日、頚椎損傷のため死亡した。23歳だった。

 社台スタリオンステーション(事務局)徳武英介氏のコメント
「サンデーサイレンスの初年度産駒として、産まれたときから先代(故・吉田善哉氏)が大きな期待をかけていた馬で、その期待どおりデビュー戦から連勝で朝日杯に勝ってくれました。次戦の弥生賞勝利後に怪我により引退したためクラシックには出走できませんでしたが、3歳(当時の表記で4歳)から種牡馬としても国内外(5年間シャトル種牡馬としてオーストラリアでも供用)で活躍馬を輩出し、サンデーサイレンス系を世界に広めた功労馬です」
「種牡馬引退後(種付けは2010年、現4歳世代が最後)は、病気(頚椎狭窄症)の治療もあり、牧場でのんびり過ごしていましたが、このようなことになり残念です。同馬の冥福を祈りたいと思います」

(JRA発表)

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