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 27日(日)に中山競馬場で行われる第60回有馬記念(GI)に出走するラブリーデイ(牡5、栗東・池江泰寿厩舎)について、追い切り後関係者のコメントは以下の通り。

●ラブリーデイについて池江泰寿調教師
「追い切りは良い感じでした。万全だと思います。ジャパンカップは内容的に一番強い競馬だったと思いますし残念でしたが、着差はそんなにありませんでしたし、よく頑張ってくれました。

 疲労も速やかに取れましたし、乗り出しも早かったですから本当に丈夫ですね。担当の山元助手と、短期放牧に出しているノーザンファームしがらきのスタッフが馬のケアを一生懸命やって頂いて、今年これだけレースを使えたのだと思います。

 2500mはこの馬には長いと思うので、そこがどうかですね。ただ、左回りも苦手ではないですが右回りの方が良いので、100m距離が延びても右回りになる中山は歓迎ですね。

 ファン投票2位で出走できる、というのは本当にありがたいことです。何とか期待に応えて良い結果を出して、今年を締めくくりたいですね」


●ラブリーデイについて川田将雅騎手
「(1週前の追い切りについて)無事に終わってくれたことが何よりでした。今週の追い切りは他の馬の追い切りに乗っていたので直接は見ていなかったのですが、追い切りの後にラブリーデイとすれ違って『大丈夫』という話を聞きました。秋4戦目でも順調に来ていることが何よりですし、レースに行けば自分の力を精一杯出してくれる馬ですから。

 (ジャパンカップを振り返って)ゲートの出はスムーズで、1コーナーでのごちゃつきにも絡まれずリズム良く行けて、少し力みながらでも我慢してくれました。4コーナーで外の馬が早めに来て、動かされる形でも頑張ってくれましたが、3着という結果に関しては申し訳なく思っています。宝塚記念の時に乗って成長したと感じましたが、どうしても東京2400mは得意ではないので、その部分が影響したのかなと思います。ただ、馬は本当に成長しました。

 2500mは得意な距離ではありませんが、東京2400mよりは色々な事ができると思いますしうまく導いてあげたいですね。(木曜日の)枠順抽選でどの枠が当たるかによっても変わってきますし、いい枠が当たってくれることを願っています。

 これだけの支持を頂いて、ファン投票2位で出られるということには責任も感じています。馬が頑張ってくれますし、自分が一番それを良い形で出せるように乗りたいと思います」

(共同会見より~取材:大関隼)

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