お知らせ:

競馬実況web

 27日(日)に阪神競馬場で行われる第32回ホープフルステークス(GII)に出走するバティスティーニ(牡2、栗東・松田国英厩舎)について、追い切り後の松田国英調教師のコメントは以下の通り。

「前走(黄菊賞)はジャンプしてスタートするような形になって、難しい京都内回りの2000mで後ろからの競馬でしたがこなしてくれました。勝ててホッとしましたね。

 新馬の後、そして前走後とノーザンファームしがらきへ短期放牧に出して、気持ちを落ち着かせてから栗東へ、という調整をしてきました。今朝は特に指示はせずに(Cウッドコースで)併せ馬で。ルメール騎手がレース前にいつも追い切りに乗ってくれますし、彼に判断してもらいました。ただ、中山2000mは京都などと比べるともう一段タイトで、馬が回りにいる状況が厳しくなってきますから。そこで今日は半馬身くらい下げて、馬が隣にいる状況を作ってという形でしたが、ラストは走る馬と併せていても手応えが有利でしたね。

 前走は余裕を持って勝てましたが、これだけのメンバーが集まってくると(上がり3ハロンで)33秒台の前半、もしくは32秒台の後半を出せる能力があるか、数字で言えばそのあたりが問われてくると思います。

 この時期の2歳馬は能力と、自分をコントロール出来るかの精神も問われてきます。ノーザンファームしがらきともうまく連携を取りながら調整できていますし、ルメール騎手も追い切りの後ずいぶん馬が大人になった、と言っていましたから、持っている能力が安心して出せる方へ行っている、と考えています」

(取材:大関隼)

お知らせ

お知らせ一覧