阪神11Rのチャレンジカップ(3歳以上GIII・芝1800m)は1番人気フルーキー(M.デムーロ騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分46秒1(良)。1馬身半差の2着に2番人気ヒストリカル、さらに半馬身差の3着に11番人気シベリアンスパーブが入った。
フルーキーは栗東・角居勝彦厩舎の5歳牡馬で、父Redoute's Choice、母サンデースマイル2(母の父Sunday Silence)。通算成績は17戦7勝。
~レース後のコメント~
1着 フルーキー(M.デムーロ騎手)
「直線は狭いスペースに入る形で怖かったですが、いい手応えでがんばってくれました。追い切りに乗ったときにいい瞬発力があって、状態もよさそうでしたし、自信を持って乗りました。明日は香港で、日本のファンの皆様のためにもがんばってきます」
(角居勝彦調教師)
「ジョッキーには『スタートだけ気をつけて』と伝えていましたが、うまくスタートを切ってくれましたね。今後はオーナーと相談になりますが、今日のレースぶりを見ると2000mくらいでもやれそうですし、選択肢が広がったと思います」
2着 ヒストリカル(C.ルメール騎手)
「うまく流れに乗れて、ラスト300mは本当に素晴らしい脚でした」
3着 シベリアンスパーブ(松山弘平騎手)
「リズムよく運んで、脚をためることができました。昇級戦でこれだけ力を見せてくれましたし、この先の重賞でも楽しみですね」
4着 ワールドエース(H.ボウマン騎手)
「前走と比較しても集中していません。馬体増も斤量も気になりませんでしたが、前走とは伸びが全然違いました」
6着 スピリッツミノル(酒井学騎手)
「今日は最初から脚をためるレースをするつもりでした。スタートして、最初はトモがバラバラでしたが、道中でいい走りになって、いい位置でリズムよく運べました。直線はスペースを見つけて、よく伸びました。こういったレースができたことは大きな収穫です」
7着 デウスウルト(武豊騎手)
「いい形のレースができましたが、手応えほど伸びませんでした。道悪がよくなかったのでしょうか......」
8着 マイネルミラノ(柴田大知騎手)
「あのくらいのラップなら、もっと粘れていいはずですが......。馬にやる気もありましたし、うまくいったと思いました。ちょっとわかりません」
16着 シャトーブランシュ(藤岡康太騎手)
「道中から馬場に脚をとられる感じで、進んでいきませんでした。最後、いいところに出してもいつもの反応がありませんでした」