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6日(日)中京競馬場で行われるチャンピオンズカップ(GI)に出走予定のノンコノユメ(牡3、美浦・加藤征弘厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

◯ノンコノユメについて加藤征弘調教師

「前走の武蔵野ステークスは、スタートは良かったのですが行き脚がつかず、前半がやや速いペースで追走に苦労しました。最後、外に出してからはいつもの鋭い末脚を繰り出してくれてよかったです。こちらが思っていた以上に、58キロの斤量もこなしてくれました。そこから中2週ということで、強い調整は要らないので、日曜日に15-15程度ウッドチップで調整し、今朝もちょうどいい調整ができました。

(最終追い切りについて)中2週ということでオーバーワークは避けたく、後ろから追走して時計が速くなってしまうといけないので、先行させました。調教で動き良く見せるタイプではないので、この馬のいつも通りの動きだったと判断しています。前走は休み明けだった分、気持ちの入り方が穏やかだったような気がします。今回は見た目以上に、馬に気持ちが入っていると思います。

この馬に限らず、この時期の3歳馬というのは骨格的にもしっかりとしてくる時期です。そういう部分では、筋肉の張りなどができてきた感じがします。

(初の中京コースに関して)中京コースは直線の坂がずっと続いたりと、追い込み一辺倒のような極端な競馬をする馬には有利ではないと思います。それでも、レースの仕方としては、今まで通りのレースになると思います。輸送に関しては、ジャパンダートダービーが行われる大井競馬場が当日輸送なので、それ以前の青竜SやユニコーンSでも当日輸送で臨みました。今回は中京競馬場で1泊2日のパターンになるので、前走の武蔵野Sでも1日前から滞在して、今回のパターンに備えていましたから心配していません。前走からまた遥かに強力なメンバーが揃いますので、そんなに簡単にはいかないと思います。この馬に携わる私達としては、最後までこの馬の力を信じていくつもりです。まだまだこれからの3歳馬ですから、一線級の古馬の胸を借りるつもりで臨みたいと思います」

(取材:小塚歩)

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