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 桜花賞は出走のチャンスを得られなかったミッキークイーンだが、その後3歳牝馬のGI優駿牝馬(オークス)と秋華賞を勝って2冠を獲得。今回初めて牡馬、古馬の一線級に挑む。
今朝は同じ厩舎のラブリーデイと同じく馬場開場直後にウッドチップコースに入って一頭での調整。軽く走りながら最後は11秒台と速いタイムをマークした。

 調教後の関係者への共同インタビューの内容は以下のとおり。

●ミッキークイーン(池江泰寿調教師)

◎秋華賞を勝って2冠達成の後はエリザベス女王杯という選択肢もあったかと思いますが、ジャパンカップに進んだ一番の要因は何でしょうか?
ローテーション的にあまり詰めて使えない馬ですので、エリザベス女王杯より2週後のジャパンカップというのはローテーション的に余裕があっていいし、53キロの斤量で出られるというのもあったので、そこで決めたのですが。

◎短期放牧から戻ってその後の状態はどう感じていますか?
秋華賞はとてもいい状態だったのですが、その時と同じ状態で出走できそうだなという手応えを感じています。

◎今朝の調教も楽な感じに見えて最後は速いタイムになりましたね。
そうですね。いい切れ味でしたね。

◎優駿牝馬(オークス)でも経験した東京の2400メートルですが、今回一番ポイントになる点は何でしょうか?
ゲートだと思います。

◎枠順などは気になりませんか?
いや、大外でもいいぐらいです。

◎3歳牝馬の大いなる挑戦となります。今回のレースへの期待を聞かせてください。
3歳馬は牝馬を含めて好走しているレースですので、ミッキークイーンは3歳牝馬では能力は抜けていると思いますので充分挑戦する価値のある馬だと思っていますし、勝つつもりで臨みたいと思っています。


●ミッキークイーン(浜中俊騎手)

◎秋華賞はしぶとい脚で馬群から抜けてくるレースでしたね。レースを振り返ってください。
4コーナーでは厳しい形になりましたけれど、馬が根性を見せてくれて強かったと思います。

◎(今朝は調教で騎乗はしませんでしたが)ここまでの状態について聞いている点はありますか?
1週前の追い切りには騎乗させて頂いて、秋華賞以来でしたが、いつも通りのミッキークイーンで別に心配な点はなかったので、順調に来ていると思います。

◎いつも通りというのが何よりですね。
そうですね。変わらず順調に来ているということだと思います。

◎今回はさらに強い相手との東京2400メートルの競馬になりますが、今描いているレースのイメージを教えてください。
ゲート次第ですし五分に出てくれればいいと思っていますので、リズムを重視して、直線の長い東京コースは合うと思いますので、どれだけ末脚が通用するか試してみたいという気持ちはあります。

(取材:佐藤泉)

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