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 宝塚記念ではゲートで立ち上がってしまって大敗を喫したゴールドシップはそのレース以来の競走。
今朝は横山典弘騎手が騎乗して8時半にウッドチップコースに入り、2歳馬2頭をリードホースにして淡々としたペースでコースを1週。スムーズに調整を終えた。

 調教後の関係者への共同インタビューの内容は以下のとおり。

●ゴールドシップ(須貝尚介調教師)

◎今月に入ってからは毎週のように速い時計での調教ができていますね?
そうですね。ですから今日は息を作るための調教はこれまでやってきたので、今回はどれだけの馬の状態なのかを確認する意味で(調教の内容は)ノリちゃん(横山典弘騎手)が決めてくれればいいという指示でした。時計的にも僕が考えた理想的なものだったので。馬がいないと何をするか分からないところのある馬なので2歳馬を2頭前に置いていたのですが、いい意味でのリラックスがうかがえましたね。

◎これまでゴールドシップは多くのビッグタイトルを獲得してきましたが、東京競馬場のビッグタイトルも欲しいですね?
東京コースは走らないと言われているのですが(笑)、今年の春の天皇賞もこの馬は京都コースは走らないと言われていたのですがノリちゃんが勝利に導いてくれたのでね。東京競馬場でもそんなことは言わせないという気持ちは大いにあります。

◎今年のジャパンカップ制覇へ向けて期待のほどを一言お願いします。
彼の場合は何をするかわからない所があるのでね(笑)、そういう面も含めて、(現役生活は)残り2戦ですがゴールドシップに声援を送って頂ければありがたいなと思っています。


●ゴールドシップ(横山典弘騎手)

◎今朝、調教で騎乗しての感触をお聞かせください。
すごく良かったですね。気持ちがとてもリラックスしていて。いつもは少しピリピリしているところがあるのですが、今日はとてもスムーズでしたね。

◎いつも「ご機嫌」という言葉を使われますが、今朝のゴールドシップのご機嫌は上々でしたか?
良かったと思います。はい。

◎この馬に騎乗していて感じる一番の魅力は何でしょう?
やはり一筋縄ではいかない、難しい・・・、難しいというより我の強いところ。乗っていて面白いですね。

◎今回はそのあたりをどう引き出すように考えていますか?
いや、ホントにね。今は何も考えていないです。今日本当に気分良く攻め馬を走ってくれたというのが。今日の調教が良かったのでね。あとはレースに行って走ってくれればなと。

◎ジャパンカップ制覇へ向けて期待のほどをお願いします。
こういう気の難しいところのある馬ですが、とりあえずやれることは今日まで素タップも僕も須貝調教師もやってきたので、あとはレースでゴルシがちゃんと走ってくれたらいいなと思います。

(取材:佐藤泉)

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