東京8Rの秋陽ジャンプステークス(障害3歳以上オープン・芝3110m)は2番人気マキオボーラー(平沢健治騎手)が勝利した。勝ちタイムは3分29秒0(良)。5馬身差の2着に6番人気カッパドキア、さらに1馬身差の3着に11番人気カウウェラが入った。
マキオボーラーは栗東・五十嵐忠厩舎の5歳牡馬で、父メイショウボーラー、母パルティシオン(母の父エルコンドルパサー)。通算成績は19戦3勝。
~レース後のコメント~
1着 マキオボーラー(平沢健治騎手)
「今日はいいトビをしていませんでした。これまではトビの上手さで勝っていましたが、地力をつけているのか、突き放してくれました。能力で勝ったという感じです。思った以上に馬が力をつけています」
2着 カッパドキア(西谷誠騎手)
「今日は久しぶりで興奮していました。ゲートの出はいつもの通りでした。今日は道中のペースが速かったですが、手応えよく、すごい脚を見せてくれました。ただ、もう少し早めに仕掛けたらよかったです。このメンバーでどれだけやれるのか楽しみでしたが、トビも上手ですし、今後は重賞でもやれるでしょう」
4着 マイネルミランダス(山本康志騎手)
「血統的にも期待していました。しかし、まだ障害馬としての幼さがあるのか、先手を取るとトビが雑になってしまいます。今日はスタートをゆっくり出て、控える競馬をさせました。その方がトビは安定しますし、案の定それが成功しました。しかし、最後の直線では脚が上がってしまいました。まだこれからの馬です」
5着 エーシンホワイティ(北沢伸也騎手)
「向正面で右手前に替えたときの様子がおかしかったです。降りようかなと思ったくらいです。ゴールしたら脚を引きずっていました。大事に至らなければいいのですが......。心配です」