お知らせ:

競馬実況web

 23日(月・祝)に東京競馬場で行われる第20回東京スポーツ杯2歳ステークス(GIII)に出走するロスカボス(牡2、栗東・高野友和厩舎)について、追い切り後関係者のコメントは以下の通り。

●ロスカボスについて高野友和調教師
「前走は出遅れましたが、ジョッキーがうまく差を詰めてくれてコーナーも外を回らず馬群の中へ行って、スペースも開いてくれましたね。直線外に出すまでに時間がかかりましたが、力で勝ってくれた印象です。

 間隔を取りながら使えていますが、だんだん体高が伸びて、馬体に幅も出てきています。前走後は山元トレセンへ出して、3週間少し前に栗東に戻ってきました。元々スッキリした馬ですが、パワーがあって乗り味も良いと乗り手も言っています。ひと追いごとに『やっぱり良いですね』と。

 先週の時点で体はできていますし、もう今週は単走でいいかなと、終いだけ伸ばしてと乗り手にお願いしておきました。ちょうど坂路が混雑している時間で、他の厩舎の馬と併せるような形になりましたが影響はなかったですね。

 競馬に不器用な面がありますし、カバーするには広い東京は良いでしょう。今はちょっと馬運車の中で精神的に気にする部分があるので、これから関東圏で大きいレースを使う以上、早い時期に東京へ輸送する経験をさせたい、という気持ちもあります。

 (ゲートに関しては)振り返ってみても、スタートの駐立にはいっさい問題ないんですね。この中間、念には念を入れて、駐立と発進の練習もしました。練習ではあんなに出遅れる印象はないのですが、あとはジョッキーにお願いしよう、と思います。見ての通り一番の課題がスタートですし、ハミも少し柔らかめのものに変えましたから、三度目の正直で、となってくれれば良いのですが。ちょっと出遅れた、ぐらいで出てくれれば...というところです。

 今の競馬でクラシックを狙うなら一戦も無駄には出来ませんし、いいレースをした上で、賞金を加算できれば良いですね。何とか課題を克服できるように仕上げて来ましたし、頑張ります」

(取材:大関隼)

お知らせ

お知らせ一覧