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 22日(日)に京都競馬場で行われる第32回マイルチャンピオンシップ(GI)に出走するアルビアーノ(牝3、美浦・木村哲也厩舎)について、追い切り後共同会見での木村哲也調教師のコメントは以下の通り。

「普段は美浦で仕事をしていますし、こういう機会に栗東で仕事をする機会を頂いていますが、関係者の方に支えていただいて、暖かく迎えて頂いて、感謝の気持ちですね。

 ステップレースを勝って挑めますし、晴れやかですね。スワンステークスは本当に馬が頑張ってくれました。道中上からレースを見ていてリラックスして走っていて、直線では来い!と声が出ました。直線の伸びは見ていて嬉しかったです。逃げないといけない馬ではないですし、現状は僕が何か馬にしていると言うか、彼女が僕に色々な事を教えてくれて、引っ張ってもらっている感じです。

 スワンSの次の日から栗東に入って、最初はなかなかどっしりできなかったのですが、日ごとに馬が適応してくれて、どっしり構えられるようになってくれました。馬の様子に、ブレた印象もないですね。

 この中間も、いつものスタイルで調整できています。今朝はCウッドコースで、坂路ばかりよりはたまには馬の気分を変えようと。道中の動きは霧で確認できなかったのですが、調教助手と話してテーマを決めて、その通りに運べて、イメージ通りに追い切れたと思います。

 体調も良いですし、3戦目でマイナスになることもないでしょう。マイルに関しても、不安要素はありません。GIを勝っている馬もたくさん出てきますし、周りの馬へのリスペクトを忘れず謙虚に挑むだけです。ジョッキーが全力を出せるように、乗ってもらうところまで持っていくのが僕の仕事ですから。これだけチャンスを貰ってGIに挑めるというのは、自分を進化させてくれると思っています。良い経験をさせて貰っていますし、頑張ります」

(取材:大関隼)

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