本日、東京競馬場で実施した、競馬学校騎手課程第32期生公開模擬レース(芝1400m、5頭)は、パスパルトゥーに騎乗した森裕太朗くんが1分24秒0のタイムで優勝した。関係者のコメントは以下の通り。
1着 パスパルトゥー(森裕太朗くん)
「東京でレースをさせてもらえて嬉しかったですし、勝つことが出来て嬉しかったです。ガッツポーズが出そうなほどでしたが、抑えました。直線で内につけて伸ばせたのは良かったですが、道中の動きや、最後バラバラになってしまったのは反省点です」
2着 スプリームサンダー(坂井瑠星くん)
「広いコースで直線が長く感じました。目標だった馬の後ろで我慢出来たのは良かったです。しかし、後ろの森くんの動きが見えなくて差されてしまいました。自分自身が最後にバテてしまったので、バテないように乗りたいです。将来は周りから信頼されるようなジョッキーになりたいです」
3着 ナンヨーノキョー(木幡巧也くん)
「負けてしまったのは悔しいですが、前回の失敗を少しは反省出来たのかなと思います。位置取りは狙ったところへ行けましたが、直線は膨れてしまいました。将来は技術を磨いて、お客さんに"この子はすごいな"と言われるような騎手になりたいです」
4着 タマモライト(菊澤一樹くん)
「スタートしてから内を見ながらレースを進められましたが、直線で外にモタれてしまったところが反省点です」
5着 ダッシュスライダー(藤田菜七子さん)
「緊張しました。このような場を設けていただき嬉しかったですし、皆さんに感謝しています。歓声はたくさん聞こえました。反省点ばかりでいいところはありませんでした。先輩に追いつけるように早くいいジョッキーになりたいです。まず無事にデビューして、初勝利を目指したいです」
●小林淳一教官
「今日はどうもすみませんでした。合格点はあげられません。直線で2つに馬群が分かれたり、道中では扶助・操作が甘い部分がありました。生徒には常に感謝の気持ちを忘れないようにと指導しています」